この世の情け深き事

この世は本当は、優しい。

何故、放っておいてくれないんだと思う?

この世の情け深き事、まことに感謝痛み入る至極である。

そんなことを思った、今朝の散歩帰り。

案外この世は優しくて、独りぼっちを放っておかない。
しっかりしろよと激を飛ばしてくる。
やり方は少々鼻に着くが、一度勝てばこちらのもの、そこまで落ちていた自分を再発見するのであって、そこから立ち直ろうと努力できる。

まことにこの世の情け深き事、彼らはあれで、挨拶のつもりなのだ。

要はご機嫌伺である。

今更感謝している、いつもは怠け者の私、今度こそまじめに生きようと、心に決めて。

8月11日、祝日。

この世の情け深き事

ま、感想です。

この世の情け深き事

この世の情け深き事、谷のごとし。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-08-11

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