ロックな毎日だぜ

しごきとは、盛り上がるもんである。

全く、どいつもこいつも、パンチを効かせてくれる。

朝から、今日は忙しくしていた。

ようやく回復期から目覚め、朝の散歩に片付けに、昼の買い物にと繰り出した後、来たのだ、幻聴の魔のお時間。

道行く人が、意味もなくネガティブな言葉を聞かせてくる。
その前に、隣人との家の間で電子音で「お前出かけてみい!後悔するぞ!」みたいなおもちゃの声がし、「何の音だろーね」とすっとぼけて出てきたのだ。

全ては毎日を充実させるためで会って、この後三日は眠る。ガチ眠る。

何やら、バイクが突っ込んでくる、ふーっと倒れるふりをしてやったら、逃げていった。ざまあない。
家の前で金髪のやばい奴がこちらをガン見していたので、露骨に目を避けて通った。

家の中に入っても聞こえるので、さてどうしようと思い、とりあえず、歌うことにした。

曲名、リンダリンダ。聞いてください。

ジャラーンと曲が鳴り、歌いに歌って、幻聴も諦めた。
私の方が、お前らよりよっぽどうるさいしかっこいいよ。

そう言外に言ってやる。

全く、図らずともロック日和だぜ、と炭酸水を煽った今日夕方。

アマゾンでブルータススピーカーを買いました。
これで田舎のしごきも、乗り切るんだぜ☆。

ロックに生きよう。
そう思った夏の日。

では。

ロックな毎日だぜ

やることやらなくてはね。洗濯とか。

ロックな毎日だぜ

庶民的に、ロックを楽しむ話。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-08-05

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