青二才

喧嘩も一つ、面白く。

青い内は、まだまだだ。

一つ喧嘩があったとする。
しかし、ここで肝心なのは、どこがどう面白いか見つけて表現するユーモアであって、決して片割れのみ非難する卑怯さではない。
年上と年下に分かれるならなおのことだ。

私はまだまだ自分の主張ばかりしたがって、世の中のことが見えず、とりあえず上手いこと使われてたまるかと過激な作品などたまに書くが、あれはいけないと自分で思う。

喧嘩にもそれぞれ言い分があって、卑怯者ならいざ知れず、私は少なくとも考える頭を持っているのだから、それを作品に昇華させる力くらい持ちたいものだが、どうにもまだ力不足らしい。
平成版おそ松くんを見て、イヤミとおそ松達の関係と言えばいいだろうか。面白さに夢中になりながら考えた。

真面目を捨てねばなるまいよ。

こんな私の文章にも、追いかけてみてくれる人たちはいて、「何がそんなに面白いんだろう?」と自分で自分の作品に首を捻りたくなるが、まあ読めるのだろう。
平成の初めのころのほのぼのとした空気が懐かしい。
良作は良作である。変な主張がなく、ただただ作った人の頭の良さが伺える。

今日は一日、おそ松くんや乱馬1/2など追いかけて見ていた。
この頃はアニメの全盛期であった。

所謂、私は大きな子供になって、犬の運動不足をどうしようか考えながら、猛暑の中クーラーを点けたり消したりして過ごしている。
とりあえず、金は使わない。

散々いつも難しい屁理屈をひねくり回しているが、言いたいのはこれだ。

皆が良いという良作は、アニメだろうが漫画だろうが、分厚い小説にも勝る。

物知りになる必要はあるが、ウェット感が必要だ。
どっちだったっけ、ウェット?ウィット?

どちらか忘れたが、皆小難しく考えるな、しかし偏らないよう気を付けて。
気持ちよく過ごせればいいではないか。

とりあえず、読んでくれてありがとうとでも書いておく。
では。

青二才

柔らかさを持ちたい。

青二才

もう若くはないのだなぁ。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-08-03

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