鬼探しゲーム
HR『始まり』
僕の学年、いや、クラスはおかしい。
僕は走りながら、あれを強く握りしめる。・・
ガラッ
「おはようございま…」
グサッ!
!?
僕の顔、すれすれのところにあいつのあれが刺さってきた。
紅「松村 悠。十分遅刻、だめですね。」
悠「すみません…。河内 紅亜さん。以後気をつけま…じゃなくて!」
あぶねー、危うくこいつにあやまっちまうとこだったぜ。
紅「ん?どうしたんですか?松村君?」
「どーしたもこーしたもねーよ!何で教室入った瞬間に、鎌をつきつけられなきゃなんねーんだよ!もし当たってたらどうする気だよ!」
紅「当たったら、当たっで私は嬉しいよ。もしかしたら君が鬼かも知れないからね。」
悠「俺は鬼じゃねーて!」紅「そんなことより、もうトレーニング始まってるから、来て。」
生徒たちは自分の武器でそれぞれ武器にあった練習に励んでいた。これが僕のクラスの日常だ。
なぜ…、このようになってしまったのだろう?
すべては…、あの日からはじまった
HR 『始まり』 END
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