大人たちが精神薄弱であること

世の中に警鐘を鳴らす。

「これは、ちょっと警鐘を鳴らすべきかもしれない」と、私は危機感を持った。

主に、私は、私の手の届く範囲の周囲の事しか知ることができない。

しかし、ニュースで見たり、外出した際思ったことを、書き記したいと思う。
世の中今、危ないぞ。

「教育を間違えた」と、当事者は言うだろうか。
いや、世の中親がいずとも子は育つという。私も本や漫画に育てられたようなもんだ。
あるいは勉学。ただ漢字やスペルを繰り返し書くという単純な暗記法しか学ばなかったが、根気が着くという点では助かった。

私が昔、詐欺にあったとは昔に書いたから、これを読む人は皆知っていると思う。
しかしそこは、幼いころの童話の読み聞かせによる道徳心によって乗り越えた。

誰が小さな弱いものに、暴力など振るうものか。

そんなら頭のイカれたどっかのおっさんと包丁片手にくんずほぐれつした方が数倍マシだ。

決して卑怯者にはなるまいぞ、と剛毅な私の気性が叫んでいる。そこは負けず嫌いで良かったと思う。

なぜ、弱き者や病める者に、手を貸してやらないのか。
自分の子供を全面に押し出して、まるでサル山のように騒がせ、社会的弱者を嬲る若き親子が増えている。

多分、携帯が流行りだした頃の人間だろう。
未だ、そんな暗い世界の横のつながりを守り、中学時代の陰湿な青春の楽しみを維持しようとしている。

あなた方は、馬鹿ですか?

そこしか発揮できる能力がないのか。
情けない。

しかも、家の礎になるべき男衆すら馬鹿な女房のそんな小競り合いを止めるでなく、相手をよく知りもしないで我が子を精神的弱者に卦し掛けているのだ。
これには、情けないとしか言い様がない。
なんだ偉そうに、そう思ったなら、まず自分の身の潔白さを証明しろ。

世が末なら、私は近所に油を巻き、家族を地獄に落としたここらを焼き払っていただろう。

しかし生憎、頭の賢さと弁は立つんだ。
べえっと瞼を捲ってみせる。

自分の子に暴力を振るうよりは良いかもしれない。しかし、既に子供の地獄行き切符は切られている。

いい例が、過去に事件になって起こっているではないか。
遊びで最早済まんぞ、と私は警鐘を鳴らす。

いいか皆さん、引き返すなら、今のうちだ。
何が引き金になるかわからない。
ニュースも見ない阿呆であるなら最早そのまま死ね。勢いだけのテンションバカが。

私の警鐘の意味を、どうか文面だけでなく、深く考えてほしい。
大人がしっかりしなくてどうする!

そう書いた後で、私は書くべきものを書いた、と別に満足気にすることもなく思う。
遊びたいやつは、遊びたいだけという理由で恨まれる理由を作るな、復讐されるぞ。

しかるのち地獄を見るだろうよ、と私はお茶をちびちびと飲んだ。

大人たちが精神薄弱であること

後悔する前に、その頭をどうにかしろ。

大人たちが精神薄弱であること

後悔するなら、初めからするな。道徳の授業を受け直せ。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-08-01

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