―LAST QUEEN―

今回は小道具をモチーフにいたしました。

 めしいたる者の目に 輝かしき白面の面差し


 暗い闇は あなたを覆い 美しさを縁取る


 冷たい唇 


 ささやきに耳を傾ける深いまなざし


 華やかな偽りの仮面


 今白い網に絡め取られるあなたが見える


 MISTY QUEEN 


 薔薇のむこうで 今うつむくあなたが見守る


 気高い丘に 屈折した大河は流れる


 横顔に張り付く 愛想つかしのご挨拶


 枯れることなく 


 It is fake,is not it?


 勝利するのは 崇拝を捧げたる守護者



 棘もなく


 Their leaves are catchers of your tears.


 悲しむ者の目に 隠された何かが見えたら……


 背かれた愛に気づくはずなのに


 LAST GODDES……


 今は飾られるだけの 哀しいモニュメント


 その意味も知られず たたずむばかり

―LAST QUEEN―

初めはテーマらしきものがあったのですけれどねェ。って、ちゃんと考えて書いてますよ。

―LAST QUEEN―

テーマは・・・各自ごらんになって、確認してください。作者は筆を投げました。 ・・・って、やっぱり、拾った。拾いました。読んでください。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-01-23

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