野獣と化した幼なじみ

タイトルはホモホモしいですが、内容はルビエメのレズものなので安心してください。
『再開のマジックストーン』の続きの話です。

※独自設定盛り込んでいます。(R-18です)

入学式があった夜、エメラルドは寮にある自室で明日の新入生テストの勉強をしていた。するとエメラルドはふと手を止めて、今日数年ぶりに再開したルビーのことを思い出した。

エメラルド「それにしても、ルビーとまた会うとは考えもしなかったな。 ルビーも変わらないな……」

しかしこの時から、エメラルドの中でルビーに対する感情は数年という歳月をかけて、特別なものに発展していた。
成長してさらに色艶が良くなった髪、綺麗な色をした肌、そして澄んだ声…… それらを思い出しているうちに、エメラルドはいつの間にか自慰行為に浸っていた。

エメラルド「ルビー……♡ルビー……ッ♡」

自分はルビーのことが好きだ。そのことは既に自覚していた。しかし女性が女性に恋愛感情を抱いてもいいのか。さらに自分は誇り高き竜の血統を受け継いでいる。それなのにこんなことが許されるはずもない。そういった自負の感情や責任感がエメラルド自身を縛り付けていた。
そうしているうちにエメラルドの自慰は終わりを迎えそうだった。

エメラルド(あ……♡イキそ……)

エメラルドが絶頂に達しそうになったその時、突然部屋の壁がノックされた。エメラルドは我に返り、急いで服装を整えると、自慰を邪魔された気持ちからか、少し苛立った様子で部屋の扉を開けた。

エメラルド「……誰だ?こんな時間に。」

扉を開けてエメラルドは驚いた。なんと目の前には先程まで自慰の対象にしていたルビーが立っていたからだ。

エメラルド「ル、ルビー!?」

ルビー「エメちゃんどうしたの? 何かしてた?」

エメラルド「い、嫌、特に何もしてなかったが…… それよりルビーこそどうした?生徒がこの時間に外出するのは許可なしでは禁止されてるはずだぞ。ましては他人の部屋に泊まるだなんて……」

ルビー「えっとね、お風呂入ろうと思ったんだけど、私の部屋のお風呂壊れてて、そのこと先生に伝えたら『修理するからしばらくは他の生徒の風呂場を利用しなさい』って言われたの。」

エメラルド「それで私の部屋を選んだわけか。」

ルビー「うん。 エメちゃんもお風呂まだでしょ?一緒に入ろう。」

エメラルド「いっ、一緒に!? と、とにかく入ってくれないか…… 話は中で聞くから。」

ルビー「?」

そして結局、エメラルドはルビーと共に入浴することになった。2人で入浴するのは幼少期以来だった。

ルビー「なんか昔みたいだね。」

エメラルド「そ、そうだな……」

エメラルドは緊張していた。意中の者が目の前に全裸になっているのだ。緊張しないはずがない。エメラルドは浴槽に入ってルビーと向き合うような体制になった時、気になっていた事を切り出した。

エメラルド「な、なぁルビー…… 気になることがあるんだ……」

ルビー「何?」

エメラルド「ルビーは、恋心を抱いてる、いや、好きだと思ってる人はいるのか?」

ルビー「いるよ。」

エメラルド「そ、そうか……」(やっぱりな……ルビーは可愛いんだ。誰からも憧れの的に決まってる……)

ルビー「しかも同じ学校なんだ。」

エメラルド「なっ……! この学校にいるのか!?」

ルビー「うん。」

するとルビーはいきなりエメラルドの顔にいきなり自分の顔を近づけてきた。

ルビー「こんなに近くにね。」

そのままルビーはエメラルドの唇を自身の唇を押し当てた。そしてそのまま自分の舌を半ば強引にエメラルドの口の中に押し込んできた。舌はお互いの口の中で絡み合い、糸を引きながら離れた。

エメラルド「ルビー? 顔赤いぞ、大丈夫か?」

ルビー「ハァ……ハァ……もう我慢できない……」

ルビーは今の体制のままエメラルドに寄り添い、首筋を甘噛しながら舌でなぞった。舌が動く度にエメラルドの体は震えた。ルビーのこの様子にエメラルドは1度ルビーの体を軽く押して距離を置いた。

エメラルド「ルビー、どうした……?」

ルビー「あ、ごめん…… もう分かってると思うけど、私エメちゃんのことが好きなの。」

エメラルド「!」

ルビー「私、エメちゃんと離れた後、色んな男の人から告白されて、付き合ったこともあったの。 でもどこか違うって思ってて、気が付いたらいつもエメちゃんのこと考えてた。 こんなのおかしいって分かってる。けど、またエメちゃんと会えて私嬉しいの。」

エメラルド「ルビー……」

ルビーの赤く染まった顔と今にも涙を零しそうな目を見てエメラルドも答えた。

ルビー「私もルビーのことが好きだ。こんな風に会えるなんて思ってもなかったし、何より元気そうで嬉しかった。 私で良ければ、ルビーの恋人になる。」

ルビー「エメちゃん…… 嬉しい!」

そう言ってルビーはエメラルドに抱きついた。
ルビーは自分の乳首でエメラルドの乳首を刺激するように体を擦り付けた。

エメラルド「ンッ……アッ……♡」

ルビー「エメちゃんってあんまりこういうの知らないでしょ? 今のエメちゃん可愛いよ……♡」

そしてルビーはエメラルドの性器に自分の指を入れて、中で激しく動かした。

エメラルド「やっ♡ は、アァッ♡ ルビーッ、ルビー♡♡」

ルビー「エメちゃん可愛い……♡こんなに可愛い姿見られるの私だけってなんか特別だなぁ…♡」

そう言ってルビーはエメラルドにキスをした。今度は先程とは違い、より激しいキスになっていた。そしてエメラルドはキスしたまま絶頂に達した。

エメラルド「ンンッ♡♡ファ…… ~~~~――――ッ♡♡♡♡♡♡」

ルビー「そろそろのぼせてきたし、続きはベッドでしようか……?」

エメラルドは黙って頷き、そのまま2人はベッドに行き、お互いに愛を確かめあった。

ルビー「エメちゃん……♡アッ、ハァっ♡ 好きだよ……♡♡」

エメラルド「私もだルビー……ッ♡ ルビー……んっ、ルビー………♡」

ルビー「アッ、もうイッちゃ……♡♡ アァァッッ♡♡♡」

エメラルド「ハァッ、アッ、アアァァァン♡♡♡」

お互いに絶頂に達し、気づいた時にはかなり遅い時間になっていた。

ルビー「エメちゃん、これからもよろしくね♡」

エメラルド「あぁ、こちらこそな……」

そして2人は幸せそうなキスをした。

END

野獣と化した幼なじみ

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野獣と化した幼なじみ

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 成人向け
  • 強い性的表現
更新日
登録日
2016-07-28

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