デモス
デモス
デモスは星を食い
無音の小部屋の片隅に
アイオス島から飛びたった
青き巨鳥の羽毛がこぼれ落ちる。
いにしえの、一万年前の光の幻影の淵で
僕は石壁を打ち鳴らしていた。
世界の深い青の舞い上がる石柱
あゝ、小さな箱の中に仕舞い込まれた
青銅の扉を開かせる力の鍵を求めて僕はさ迷った。
海を酔わせるお前の雅歌よ
青き二つの月が僕の両目からこぼれ落ちていく。
その距離さえもお前は旋律の中で歌っていた。
そして、この戦いの隙間を
信じがたい勇気をもって僕は見つめ続けていたのだ。
デモス
デモス
デモスは星を食い
無音の小部屋の片隅に
アイオス島から飛びたった
青き巨鳥の羽毛がこぼれ落ちる。
いにしえの、一万年前の光の幻影の淵で
僕は石壁を打ち鳴らしていた。
世界の深い青の舞い上がる石柱
あゝ、小さな箱の中に仕舞い込まれた
青銅の扉を開かせる力の鍵を求めて僕はさ迷った。
海を酔わせるお前の雅歌よ
青き二つの月が僕の両目からこぼれ落ちていく。
その距離さえもお前は旋律の中で歌っていた。
そして、この戦いの隙間を
信じがたい勇気をもって僕は見つめ続けていたのだ。
デモス