デイヨンネイコー

今、【アメリカインディアン】の
資料を纏めています。

見直しては
つい読み入ってしまうので
作業が遅々として進みません

しかし

知れば知るほどに
素晴らしい

人類史に数ある
文明・文化の中でも
私には一際輝いて見えます。


地球上に於ける
【動物としての人間】
そうして捉えた場合
最も適した生き方の
ひとつでは無いでしょうか?


深い思慮、優しさ、
それだけではない勇敢さに支えられた
精神性・あらゆるものとの調和・・・



人類の【進化】という言葉を用いるならば
此処で停まるべきだったのでは。

そんな風にさえ思えてしまいます。

勿論、医学や利便性を考えるならば
一見、現代文明とは比べるべくもなく
低く見えてしまうやもしれません。

しかし

現代文明に生きる私達の生活が
本当に豊かでしょうか?

楽に生きるために
必死で寝る間もなく働き
生産性をあげる為に犠牲にした物の多さ


文明が進むほどに
無理矢理
働いているような気がします。


【エコロジー】という事にしても

彼等の場合でいえば
そんな事を意識するまでもなく
生活全般がエコに直結しています。

それでいて
尚も大地に優しく

それは当たり前の事。

例えば
【モカシン】という靴があります。

このモカシンシューズ、
元々はインディアンの履き物だという事を
ご存知でしょうか?

ある部族では
モカシンを作る際にこんな事を・・


【人間は大地に咲いた花のひとつ】

そんな意識を持ち
母なる大地に恥じぬよう
美しく、そして
大地を傷つけぬよう靴底は
柔らかく優しく。

モノによっては
靴底の大地と接する部分にこそ
母へ花を贈るように
【花の刺繍】が飾られる事さえ
あったそうです。


クッション性、グリップ能力
そういった【履く人間】側に
優しい靴は星の数ほどありますが

蹴られる側、踏まれる側を
考慮した【大地に優しい靴】
というものは
あまり聞いた事がありません。

己だけへの利得を当たり前と
考えるのではなく
その為に犠牲にしてしまいがちになる・・

見落としてしまった者への【感謝と思い遣り】

その精神こそが
真のエコロジーなのかも
しれません

そんな事は
ほんの一例で
衣食住の全てに
そういった思想が垣間見えて
なんだか優しい気持ちになれます。

勿論、
好戦的な部族も
あったでしょう。

全てが
優しい人間ばかりでも
無かったでしょう。

それでも
ありとあらゆる
問題に溢れる
現代的な競争社会に
比べれば

比較すら出来ない些末なレベルに
あったのではないでしょうか。


結局、
人間文明の根本に目を向ければ


※ 他人より優位に立つ事

※ 死を畏れ過ぎている事

この二点に尽きると思います。

逆に言えばそれにより
発展してきたとも言えるのかも
しれませんが。

ある部族のインディアンの死生観では
死は恐れるものではなく

誰にでも訪れる
転機のひとつに過ぎないそうです。

これは新たな
出発であり、
もと居た場所に帰るだけで

悲しむ事ではない。

自分の家へ帰るような
ものだと考えてみれば
解るような気がします。

勿論、精一杯
真摯に生きるのは当たり前ですが
いざ、死に直面する場合に
出会った時に徒に
ただ怯えるのではなく

普段から
そういった捉え方をして
その生き方にすら
反映させていたのかも
しれません。


古い写真に観る彼等の顔立ちは
驚くほど日本人と似ている様に
私には見えてしまいます

そして
その精霊信仰的な
モノの考え方も然り

・・・・・

インディアンといえば
【バッファロー狩り】のような
狩猟のイメージが有るかもしれませんが

その多くの部族は
畑や農園を作り
作物を収穫して主食としていたようです。

トウモロコシ
マメ
カボチャ

それにヒマワリ・タバコ

その辺りが代表的な作物

菜食主体
農耕の民族として考えても
やはり
日本人と似ているような・・

気のせいでしょうか。

カボチャはいわゆる
【pumpkin】ではなく【squash】のほう

この【カボチャ・コーン・マメ】
この三種を主食として摂る事は
現代の栄養学的にみても
とても優れているのだそうです。

私も食にあまり情熱を
傾ける方ではないので

【それだけを食べればもう大丈夫】

そんな食品はないか
一時、模索した時に
この組み合わせが
とてつもなく優れたもので有る事を
知りました。

私の得た知識だけなので
本当の所はよく解りませんが
この組み合わせは
ほぼ完璧に近いのだそう

それをインディアンは
経験的に知っていたのかも
しれませんね

インディアンの伝説では
この三種の作物は
【三姉妹】なのですって。

タイトルにもある
【デイヨンネイコー】とは
インディアンの言語で
【我の命をつなげるもの】という意味で
トウモロコシ・マメ・カボチャを表しています。

ちなみに
順通り、ト長女→マ次女→カ三女。

しかしながら
トウモロコシばかりを食べると
恐ろしい奇病
吸血鬼病(ペラグラ)】にかかる恐れがあるので要注意です。


開拓時代には
これを知らない白人たちが
次々と奇病に倒れ
原因不明の風土病とされていたそう。

怖いものです。

同じく【コーン】を食べている
インディアン達に発症が見られなかったのは
ライムを混ぜたり
献立上で偏りを無くしたり

きっとこの事も
長い歴史の中で
体験的に解決していたのでしょうね

現代でも
【それのみを食す】
といった
【単一食品ダイエット】が定期的に
流行る事がありますが
気をつけたいものです。

日本でも
そういった偏りのある食生活で
不治の病とされたものだと
【脚気】がありましたよね

なんだか
話にまとまりがなく
右往左往してきましたので
今宵は
この辺りで
締めたほうが良さそうです。

あ!勿論、
トウモロコシは
他の食品もバランスよく取り入れて
食せば
とても美味しく優れたものですので
誤解なきよう。


それでは・いずれ・また


おやすみなさい
よい夢を。

デイヨンネイコー

デイヨンネイコー

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-07-24

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