―答えと自由と本物を―
自由、と口にするたび、何かが壊れてゆく気がするのですが。
もの問う君は そして僕は かなしい存在
こたえがそこにあるのも知らずに
互いに意味のない言葉を連ねてる
そしていまは 別れわかれ
手をのばして 触れてみればわかるのに
心当たりのない てがかりに
てさぐりで もぐりこむような台詞
冷えて 凍って でもあたたかい
なんでもない言葉のあたたかさ
その分だけ自由がある
心ほどいて 今も君も自由になろう
たずねる言葉に しばられないで
自由に探していいんじゃない?
ジユウニ サガシテ イインジャナイ?
―答えと自由と本物を―
自由だろうか?