キャッツ
猫が好きなんです。
君のベッドで猫が迎える そんなことはもう日常で
わかりきったことで 満足するボク
でもやっぱり君がいないのは本当で
君の部屋で猫がおどける
そんなことももう 慣れっこで
わかりすぎるリアクションで
がたつく扉をひょいと閉めた
一歩だけ 踏み出してみようか
一歩だけの勇気
君へと続くかもしれない道で
ほんの一歩……君はそこにいるかい?
君のいない部屋でいつまでも待ってる猫
それはボクも同じで
入った扉とべつの戸から出た
出た扉と別の戸から入った
ほんの数歩の勇気 踏み出してみようか
君のへやのおもちゃが泣いてる
君のいない部屋で 猫がボクを待ってる
キャッツ
これも青春。