たらし系女子の憂鬱
たらし系女子大原れい(オオハラレイ)がきゅんきゅんおろおろするお話です!
そんな簡単に彼氏ができるわけない
私、大原れいは高校2年生。
今日は念願のクラス替え。
皆が「〇〇ちゃんと同じクラスに!」とか「仲いい人と同クラなれますように!」とかお願いしている。
私はそんな事は望まない。
だって一番願う事は...........「クラスに私好みの人がいますように」 でしょ??
クラスをチェック!!の前に私の好みのタイプについてでも話しておこうか...え?別に聞きたくない??遠慮しないで!!!
みんなの言うイケメン、っていうのは興味無い。でも話しやすくて、アニメの話しができて、あと顔偏差値が平均くらいの人??
「どこにでもいるじゃん、そんな人」
真広!そんな事言わないで!!! この若干(?)Sっ気がある可愛い子は色咲真広。 認めたくないけど結構モてる。
「クラス見てきた??あんた好みの多分いたよ」 「本当???みてくる!!!!!!」
走り出した私の目の前に人が....
もしかして私の王子様...なんて思ったけれどまじのイケメン
「あ、ごめんね」と、キラキラ笑顔を向けられどうしても冷たい目で見てしまう。
「すみませんでした」あっさりお礼を言いイケメンの隣に目を向ける。
(どええええええええええ!!!)
そこにいたのは王子。イケメンの隣でも光り輝いている。
「れい?大丈夫??クラス見てこれた?」 「真広...見つけた、私の王子様。」
またか、というように真広は溜息を吐き呆れた顔をするのであった。
王子との初接触♡(7割妄想)
あ
たらし系女子の憂鬱
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