見込み無き世を創るのは人
自分が考えたことにするしか能がない人っていうのは嫌な(やな)感じだねぇ……。
そういう人間を重用すると、世の中が暗くなって綻びて(ほころびて)いくのだが。
だから結局、やるのは本人だが、上の者というか、差配している者の見識不足という他はない。
隠れ蓑代わりに、まことしやかな逸話とか、見えなくするための派手な花火とか看板とか。
そういうのに意味がないというのが、真に価値あるもののはずなのだが……。
<了>
※<そういうのに意味がないというのが>とは、<そういうのに意味がないという物の見方/考え方こそが>、ということ。
見込み無き世を創るのは人