―パパラ星人の君―

すぐに壊れたおもちゃに文句を言いたかったみたいですね。

 聞き慣れたはずの 君の高いびき


 けれど 瞳は開いてるね


 とたんに驚かせる 君の狸寝入り


 半分起きてる癖に 半分寝ている癖に


 聞こえないとさびしい 君の高いびき


 口になにかおしこんでやろうか?


って嘘うそ


 ねえ もっとおしゃべりして


 夜はまだ早いから


 話しかけてるのに 高いびき


 恋を語るどころじゃない


 食べたら食べたで 高いびき


 考えた冗談も聞いてくれない


 買ってきた人形のように


 買ってきた人形のように

―パパラ星人の君―

パパラ星人はファービーのまがい物? TVショッピングで買ったんだけれど・・・

―パパラ星人の君―

子どものおもちゃが好きなんです・・・

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-01-23

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