見ざる言わざる聞かざる
三匹の猿が夢に出てきた。
三匹の猿に、よく言い聞かせた。
夢の中で、スーパーマーケットで働いていたら、私の心から三匹の猿が飛び出して、悪戯ばかりする。
私は猿を捕まえて、お前たちは楽しいだろうけど、周りを見てごらん。あちこちにお前たちのせいで不幸になった人がいるよ。
人を不幸にしてはいけないだろう。
そんな幸せは一時のもので、虚しい。そう言い含めた。
すると猿たちは、そうだな、お前の言う通りだ。
わかったよ、そう言って綿あめの詰まったピンクの袋に次々入り、顔を出している。
それを見て、わぁ可愛い、と皆が写メを撮りだした。
今思うことは、面白き、こともなき世を面白く、とかいた人も、すみなすものは心なりけり。とこう書いている。
要するに、この世を生きるには、心を磨かなければダメだ。
人を見下したり傷つけたりして遊ぶようでは程度が知れる。
曇った目で人を見ないように、心を磨くのだ。
真っ直ぐでいられるように。
言いたいことは、今日はこれだけ。
見ざる言わざる聞かざる
正直に書きました。