―ポーズ―

せっかちさは何かを見過ごしがち。

 本当は待ちたかった 君を待っていたかったんだ


 だけどボクは席を立った


 待っているだけの自分にいらだった


 君を嫌いなわけじゃない


 そんなわけない


 君を想わないなんてそんなこと・・・


 君は特別の人


 けれど待ってる自分がいやだったんだ


 君から目を離したスキにふと思う


 このときボクは何かできたんじゃないかって


 せっかちな焦りがお腹からせり上がってくる


 ボクはもっと何かできたんじゃないかって


 そうなんじゃないかって思っていたんだ

―ポーズ―

あとで悔やんでも結果は同じ。

―ポーズ―

歯ぎしりしたかったのかもしれません。 作者はボクッ娘の香乃ちゃんなので、Ayumi.Sに抗議しないでください。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-01-23

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