どんな夜を過ごしても
それではね。
やっぱり、朝は来るんです。
ピンチはチャンス、とはよく言いますが、私にもそれは何度かありました。
ご近所に意地悪されて、どうしても眠れなかった夜、作品が生まれて、私は安心して眠りました。
地獄にいるほど、良い作品というのは書けるものです。
私のような特殊な立場の人間を、誰も理解できないでしょう。
同じ立場の人々に出会う機会もありましたが、ずるさばかり覚えて、なんだかダメダメでした。
私に課せられた人生の課題があるとしたら、やはり生き抜くこと。これに尽きるでしょう。
今日も元気でいること。それを周りに見せること。
安心してもらうこと。
いても良いんだと思われること。
大丈夫、最後には、私みたいな生き方が待っているから。
病むまで頑張れなんて、とても言えない。しかし人生に疲れきった終盤には、必ずご褒美があるから。
あなたに修行する覚悟があればいいと思う。
生き方を学ぶことだから、最終的には。
どんな夜を過ごしたとしても、やっぱり朝は来る。
また新しく始めるチャンスがやってくる。
諦めないで、やってみなさい。
それじゃぁ、今日も行ってらっしゃい。
私も頑張るから。
それではね。
どんな夜を過ごしても
エールを送ります。