どんな夜を過ごしても

それではね。

やっぱり、朝は来るんです。

ピンチはチャンス、とはよく言いますが、私にもそれは何度かありました。

ご近所に意地悪されて、どうしても眠れなかった夜、作品が生まれて、私は安心して眠りました。

地獄にいるほど、良い作品というのは書けるものです。

私のような特殊な立場の人間を、誰も理解できないでしょう。
同じ立場の人々に出会う機会もありましたが、ずるさばかり覚えて、なんだかダメダメでした。

私に課せられた人生の課題があるとしたら、やはり生き抜くこと。これに尽きるでしょう。

今日も元気でいること。それを周りに見せること。
安心してもらうこと。
いても良いんだと思われること。

大丈夫、最後には、私みたいな生き方が待っているから。
病むまで頑張れなんて、とても言えない。しかし人生に疲れきった終盤には、必ずご褒美があるから。

あなたに修行する覚悟があればいいと思う。
生き方を学ぶことだから、最終的には。
どんな夜を過ごしたとしても、やっぱり朝は来る。
また新しく始めるチャンスがやってくる。

諦めないで、やってみなさい。

それじゃぁ、今日も行ってらっしゃい。
私も頑張るから。

それではね。

どんな夜を過ごしても

エールを送ります。

どんな夜を過ごしても

私からのエールです。

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-06-27

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