うめのあめ

死にたいと云ふほど、生きることを知っているから息をし続ける。何も無いような空っぽの毎日が続いたとしても、ペラペラのちゃっちい人生だって簡単に捨てられない。使い古したおもちゃは最後まで使って捨てなきゃだめなんだよ。きっと知らないところで何かがわたしを潤している。それはつめたい梅雨の雫。雨と雨のやみ間に生きるから乾き果てるんだ。

うめのあめ

うめのあめ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-06-25

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