距離感と心身分離
わからないんだ。
君は言う。
ヒトとの距離感が。
君は笑う。
触れ合うのは簡単で、遠ざけることもできるのに。
君は叫ぶ。
お前は一体、僕にどうして欲しいの。
君は問う。
私は黙りを決め込んだまま。
僕は過干渉なのか。
君は呟く。
お前は僕に会えなくて寂しくないのか。
君は俯く。
僕はお前に関われないのは寂しいよ。
君は笑む。
私は黙りを決め込んだまま。
こんなことになるならば。
君は呑む。
私は続けた。
『君になんて出逢わなければよかったのに。』
距離感と心身分離
本当は、本当は。
ありがとうございました。