仮)星が降る丘の上
出会いは1億分の
僕達が住むこの街は都市伝説がたくさんある
その一つを僕達は真剣に探すことに時間を使いそれを見つけるために生きてるような中学時代を過ごしていた
「おはよー!」
皆が集まるのは決まって昼の2時過ぎのこと
この街には必ずと言っていいほど1年1回は都市伝説が生まれてはすぐに消滅してします変わった街だ
僕達が都市伝説を探すことになったのはひょんなことから始まった
「おい!これ見ろ!」
“都市伝説を見つけたものもしくは作り上げたものには賞金100万円”という見出しの1冊の雑誌の見出しが僕の胸を踊らせた
しかし毎年そんなことをやっても名乗りをあげた人はいなくて5年の月日がたち誰もその話に食いつくようなことはなくなった
仮)星が降る丘の上