赤 色

亀梨 伊織

赤い色が嫌い

『赤色』

幼い頃から、赤い色が嫌いだった。

女の子は赤と、当たり前のように

決め付けられて、自分の好みも

個人の意思も無視されているのが

子供心に反発させた。

朱。真っ赤。

鮮やかに、今、

私の手首に現れた。

わたしは思う。

赤い色って

こんなにもキレイだったのか。

きっと、この世で一番

美しい色だ。

流れる夕陽の中で

紅に染まりながら

沈む_。

赤 色

赤 色

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青年向け
更新日
登録日
2016-06-09

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted