毎年この季節に君想う
おまえのように輝きたい
君の瞳は眩いほどに光り輝いていますね。
その輝きを僕に向けてはくれないのでしょうか。
熱く照って、真っ直ぐにぶつかってくるものの方が、君は好きなんですね。
僕のような日陰者に、興味はないのでしょう。
君の輝きが欲しい。
でも僕には''あの''ような光は備わっていない。
あぁ、また君を落ち込ませてしまった。
もう見たくない。
光が欲しい、自分自身で光りたい。君を笑顔にする光が――
「今日も暑いな」
「あぁ、ほら、今年もたくさん咲いてるよ」
「光が反射して眩しいな」
「そういえば、太陽のほうを向くんだっけ?」
向日葵ってさ。
毎年この季節に君想う
既に暑いですね
ここらの季節といえば、私は一番に向日葵が出てきます。夏休みが楽しみです。