毎年この季節に君想う

おまえのように輝きたい

君の瞳は眩いほどに光り輝いていますね。

その輝きを僕に向けてはくれないのでしょうか。


熱く照って、真っ直ぐにぶつかってくるものの方が、君は好きなんですね。

僕のような日陰者に、興味はないのでしょう。

君の輝きが欲しい。

でも僕には''あの''ような光は備わっていない。

あぁ、また君を落ち込ませてしまった。

もう見たくない。

光が欲しい、自分自身で光りたい。君を笑顔にする光が――





「今日も暑いな」
「あぁ、ほら、今年もたくさん咲いてるよ」
「光が反射して眩しいな」
「そういえば、太陽のほうを向くんだっけ?」

向日葵ってさ。

毎年この季節に君想う

既に暑いですね
ここらの季節といえば、私は一番に向日葵が出てきます。夏休みが楽しみです。

毎年この季節に君想う

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-06-03

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