月の雫
わだかまりの中を幾つも越えた空
遠く響くのは、いまはもうない星の光らない世界
見つめた空に広がる無数の水玉
遠く聞こえるホームのベル
抱えたカバンを指先でなぞり
数えるのは
わだかまりが終わってからの
鍵盤
遠く見える空の端に見えるのは
三日月の先の雫だけ
月の雫
わだかまりの中を幾つも越えた空
遠く響くのは、いまはもうない星の光らない世界
見つめた空に広がる無数の水玉
遠く聞こえるホームのベル
抱えたカバンを指先でなぞり
数えるのは
わだかまりが終わってからの
鍵盤
遠く見える空の端に見えるのは
三日月の先の雫だけ
月の雫