遠吠え

遠吠え

低く、物憂げな、遠くの声
彼が何を見出したかは分からぬが
誰もが寄り添って吼えた
唄うように 唄うように

深い夜闇を裂く声は
私になにも伝えなかった
彼らは知っていた
同胞の哀しみが如何程であるかを

唄うように 唄うように
猟銃の音が聞こえる

遠吠え

遠吠え

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-05-25

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