廻続界環(ヘイムスクリンクラ)

〇世界樹(ユグドラシル)・・・オーディンは此処で首を吊りルーンの知識を得たという。タロット「吊るされた男」のモデル。
〇ミーミルの泉(ミーミスブルン)・・・この泉の水を飲んだ者に知識を授けるといわれる泉。オーディンはこの泉の水を飲む為に七日七晩世界樹に吊るされたという。
〇ウルズの泉(ウルザブルン)・・・アース神族が重要な会議等をする際に集まる場所。世界樹の麓に存在する。あらゆる穢れを浄化するといわれる。
〇叫ぶ大釜(フヴェルゲルミル)・・・11の川(エリヴァーガル)の源。ニヴルヘイムに存在する第三の泉。ニズヘグの棲み処。
〇五層区分・・・(銀河系(ヴィーズブライン)、太陽系(アンドラング)、空(ヒミン)、大地(リーゼン)、地下(ニーベルング))から構成される世界。
〇橋(ブル)・・・一層とニ層を天虹橋(ビフレスト)が、ニ層と三層を冥虹橋(ギャラルブル)が繋いでいる。
〇運命神(ノルン)・・・過去(ウルズ)、現在(ヴェルザンディ)、未来(スクルド)の三柱。各層を管理する役割を持つ。
〇三護獣(トリニティ)・・・ノルンの管理下にある三匹の魔獣。各層の中枢部(泉(ブルン))は三体の守護獣(フレズヴェルグ、ラタトスク、ニズヘグ)が守護している。
〇世界樹(ユグドラシル)・・・超越(ダエグ=妖精国)、知識(アンサズ=アース神国)、車輪(ライド=ヴァン神国)、流水(ラーグ=霜巨人国)、烈火(ソウィル=炎巨人国)、美麗(エール=人間国)、勝利(シゲイル=黒精国)、繁栄(イング =小人国)、大地(フェオ=冥界)、人間(マンナズ=奈落)、宿命(ウィアド=奈落淵)。
〇刻印術(ルーン)・・・バインドルーン(結合刻印)・同字結合(メジャ-バインド(強化))異字結合(マイナ-バインド(新種))。
〇祈祷術(ガンド)、託宣術(セイズ)、魔歌(ガルドラ)、符術(トウヴァ)・・・北欧系の四大魔術。
〇四つの災厄・・・病魔(ダーイン)戦争(ドヴァリン)飢餓(ドゥネイル)死(ドゥラスロル)の四匹の魔獣。世界樹の枝や芽等を主食とする害虫。 
〇災厄の枝(レーヴァテイン)・・・世界を滅ぼすとされる喪失の魔剣。炎帝(スルト)の所持品。普段は九錠封棺(レーギャルン)の中に厳重に保管されている。
〇三禍子・・・噛殺のフェンリル、圧殺のヨルムンガンド、滅殺のヘル。滅びの刻(ラグナロク)の先触れ。巨人軍三巨頭。
〇天支柱・・・ノルズリ(北天支柱)、スズリ(南天支柱)、アウストリ(東天支柱)、ヴェストリ(西天支柱)。四天を支える柱。 
〇ユグドラシルの実・イドゥンの林檎・・・薬物型のS級魔導具。
〇神巨戦争(ラグナロク)・・・通称・滅びの刻。終末(ネメシス)計画。第一段階「黒化」・三禍子の誕生、第二段階「白化」・バルドルの死、第三段階・「緑化」大冬期(フィンブルベト)、第四段階「黄化」・蝕(太陽(ソル)と月(マニ)がスコ ル&ハティに喰われる)、最終段階「赤化」・滅びの厄災(ラグナロク) 。
〇方舟(アルカ)・・・自星域脱出用の大規模宇宙移民船団。クラーケン(C級)ファフニール(B級)リンドヴルム(A級)ヨルムンガンド(S級)。 
〇死戦士(エインへリャル)・・・天空城(ヴァルハラ)に導かれた生前英雄だった存在、彼らは滅びの刻まで自らの腕を高め続ける。
〇戦乙女(ヴァルキュリア)・・・戦場の死神。戦士達にとっての女神。武人に取っての誉れであり、兵隊の家族に取っては、死神である。オーロラの鎧を身に纏い、天馬に跨り空を舞う誇り高き女神。
〇狂戦士(ベルセルク)・・・戦闘前に薬物で脳の抑制を外して戦闘力を高める狂化戦士。主神オーディン直属の特殊部隊。
〇天空城(ヴァルハラ)・・・死後英雄が導かれる世界。主神オーディンの所持する城砦型魔導具。
〇天の御座(フリ-ズスキャルブ)・・・天空城の管制室。此処から世界の全てを見通せると云われる高御座。
〇七大神宝・・・伝説の工匠イーヴァルディ一族の作ったとされる魔導具。黄金の髪(シヴ・)、光神の帆船(スキ-ズブラズニル)、美神の金猪(グリンブルスティ)、倍加の腕輪(ドラウプニル)、戦神の槍(グングニル)、雷神の鉄鎚(ミョルニ  ル)、炎の首飾り(ブリ-シンガメン)の七つ。これに八番目の神宝(ミストルティン)を入れて八大神宝という。
〇ヨートゥン帝国・・・北方の軍事国家。霜の巨人族が棲む。首都はウトガルド。王はスリュム。
〇魔導機関(フィルギャ)・・・地上でのノルンの代行機関。立場は中立で、再生(ジェネシス)計画を担当する。再生の聖剣(ジェネシス)を管理している。
〇アールヴ族の隠れ里(アールヴヘイム)・・・神器「黄金樹(レ-ラズ)の弓」(秘術・死者蘇生)を所持。長はガンドアールヴ(木の精霊(ユミル)と契約)。
〇ドヴェルグ族の王国(ニダヴェリル)・・・王はアルベリヒ(土の精霊(ミストカーフ)と契約)。
〇炎巨人国(ムスペル)・・・炎の巨人の国。王はスルト、首都はムスペル。
〇暦・・・聖暦(T.M)初代法王バルデルの誕生を起源とした暦、大陸暦(A.M)GADENN世界に旧神が現出し現大陸を創造された日を起源とした暦の二つ。
〇日月・・・赤(ロ-ト)、青(ブラウ)、黄(ゲルプ)、緑(グリュン)、茶(ブラウン)、橙(オランジュ)、白(ヴァイス)、灰(グラオ)、紫(リラ)、黒(シュヴァルツ)、金(ゴルド)、銀(ズィルヴァ)の月。一~ニ十八日。火(チュー  ル)、水(ヴォ-タン)、木(ソア)、金(フライア)、土(ヨルズ)日(ソール)月(マーニ)の曜日。春・春祭り(ヴァルプルギス:新年の祝、豊作祈願、御請願(初詣で))、秋・収穫祭(エレンテダンクフェスト)、夏・夏至祭(カーネヴァ  ル)、冬・冬至祭 (ヴァイナハテン)。
〇戦史・・・荒廃戦争(アース神族(エーシル)VSヴァン神族(ヴァニ-ル))、死滅戦争(神族VS巨人族)

聖戦士(エインフェリア)・死後の魂を女神に予約された存在、原則聖戦士一人に対し戦乙女が一人付く。戦乙女(ワルキュ-レ)・聖戦士の剪定者、その者の願いを一つ叶える代わりに死後の魂を貰い受ける。ジ-クフリ-ト・ネ-デルラントの騎士、祖国を救う為に戦乙女と契約した。破滅の指輪(アンドヴァラナ-ト)・魔人化の呪いのかかった指輪、持ち主に不幸を呼び寄せるというファフニールが所持。災厄の獣(べスティア)・死の女神が放つ三体の魔獣(スルト(劫炎の帝)、フェンリル(暴嵐の狼)、ヨルムンガンド(虹鱗の蛇))。狂戦士(ベルセルク)・聖戦士が自らの憎悪に呑まれ、魂を死の女神(ヘル)に捧げた姿、戦乙女との契約が解除され闇の力を使えるようになる。天界(ヴァルハラ)・神々が造り上げた聖戦士達の訓練場、聖戦士達は滅びの刻が来るまでここで戦い続ける。人間界(リ-ゼンハイム)・ミッドガルド、アースラント、ネ-デルラント等人間達が造り上げた国が存在する世界、人間の他に少数だがエルフ、ドワ-フが存在する。魔界(ニーベルヘイム)・世界の外側、死の女神(ヘル)が統括する領域。神々(エーシル)・天空神グラスト海神ノーアトゥン雷神スルーズ美の女神ゴ-ルヴ司法神ザブリク。魔導具(アーティファクト)・小人族の鍛冶師が造る魔法の工芸品。七大神宝・伝説の工匠イ-ヴァルディが造り上げた七つの魔導具、それぞれが一国を滅ぼす程の力を持つ。八つ目の神宝(アハト)・その危険性から製作者自身が依代となって封印した最凶の魔導具(ミストルティン)。ロ-ゲ・仮面の道化師、裏で暗躍する謎の男。ジ-クムント・狂戦士の一人、グラスト神を憎悪している。古の盟約(エルダ-)・これにより神々は魔導具を自らの力で造る事が出来ない。滅びの刻(ラグナロク)・世界の外側(魔界)から魔族(ヨ-トゥン)が攻めて来て世界を終わらせる。運命神(ノルン)・滅びの刻後に再造聖歌(ヒュムネ)によって新たな世界を再生させる存在、滅びの刻に生まれ役目を終えると消滅する。世界樹(バルンストック)・星の心臓と直結し世界に魔力を循環させている巨大な魔導具、世界再生の際に消費される魔力が貯蔵されている。聖具(レリック)聖戦士が使う生前愛用していた武器に神性を付加したもの。刻印術(ルーネ)18の奥義、呪詛のルーン麦酒のルーン勝利のルーン眠り人避け魔除け騎乗炎嵐氷

廻続界環(ヘイムスクリンクラ)

廻続界環(ヘイムスクリンクラ)

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-05-29

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