恋物語?(笑)第一話
!!!団内恋愛は禁止です!!!
雪が散りゆく中、一人の高校生は空を見上げてこう言った。
「・・・・・高梁・・・・・。」
このお話は宮悸高校の恋の物語(笑)
AM6:30
まだ朝方なのに宮悸高校には一人の影…。影からすると女子生徒のようである。
その女子生徒は部活動生であろうか、部室らしき部屋へ入っていった。
「ふぅ?、寒かったぁ。」
あたしの名前は原田 優貴(ハラダ ユキ)、宮悸高校のデザイン科なの。今は入学してすぐに入ったこの応援団のブラスバンド部でで身体も精神も鍛えているの!!!
入団してすぐの頃はすごくやる気が出すぎて早く来ていたんだけど・・・・・今は違う。
それは―――――
ガララ・・・
「あれ?原田じゃん。」
「た・・・高梁!お、おはよう//////」
「あぁ、おはよう。」
そう、この人に会えるから。
大好きな高梁に・・・・・。
この人は高梁 大輝(タカハシ ダイキ)。私と同じく宮悸高校のデザイン科で、応援団で頑張ってるんだ!!
挨拶を返してくれた高梁は、向かいの椅子に腰を下ろした。
「今日もさみーなぁ、原田。」
「う・・・うん/////」
私が朝早く学校に来る理由は、もうひとつあるんだ。
「よし、早速だけど先輩達が来るまでトランプして遊ぶか!!」
「もー、高梁ったら遊びばっかり!!」
「しかたねぇーだろ?遊びてぇーときに遊べねぇーんだからよ。」
高梁と・・・好きな人と二人っきりで・・・一時間だけ遊べるんだ。
「まずはばば抜きからだ。」
「ふふ、負けないよ!」
そうして私たちはトランプに夢中になって遊んだ。トランプをしていても私の視線は手元に向かわずに高梁を見ていた・・・。
「・・・・・・。」
いつだったかな・・・高梁と出会ったの・・・。
―――――宮悸高校入試日
その日はとても寒かったのを覚えている。
前日は夜遅くまで眠れなくて、起きるのが辛かったなぁ?。
そして、学校まで行ったあたしは試験を受ける会場が分からなくて困っていたんだ。
「あれ??受験会場どこ???このままじゃ不合格になっちゃうよー(泣)」
あたしがそう言ってしゃがみこんで泣きそうになっていたとき・・・・・
「すいません・・・大丈夫っスか?」
私が顔を上げるとそこには一人の男の子がいたんだ。
「・・・・・ぇ?」
あの時は本当にびっくりしたなぁ?。
「どうされたんっスか、こんな所でしゃがみこんで・・・具合かなんか悪いんっスか?」
「あぁ・・・すいません、試験会場が分からなくて・・・グス」
「あなたは何かを受けるんっスか?」
「デ・・・デザイン科です。」
「なら一緒じゃないっスか、俺もデザイン科ですから一緒に行きましょう!」
「え?・・・で、でも・・・
「いいから、ほら行きますよ!!」
「キャ!!・・・・・/////」
その男の子が私の手を握って受験会場まで連れて行ってくれたんだ・・・・・。
あの時は本当に嬉しかった・・・そして、そのときの男の子が今あたしの目の前にいる高梁だった。
あの時、高梁のおかげで試験を受けることが出来たし、合格することが出来た。
もしもあそこで高梁に助けてもらってなかったら・・・あたし、今頃どうしてるんだろう・・・。
本当に高梁に感謝しなきゃ・・・。そして・・・
本当に高梁が初恋の相手でよかった。
「―――――ら・・・――ぉ・・・―――らだ!!」
「・・・・・。」
「おい、原田!!!」
「へ!?」
「お前どうしたんだよ、話しかけてもまったく反応しないしよぉ。」
「あ!!!ご、ごめん!!!」
「ったくよー・・・。」
時計を見ると7:25だった。そろそろ先輩達が来る時間。
二人でトランプを片付けた。
すると・・・
「明日はちゃんと俺の相手しろよな、原田。」
「え?」
ドキン
胸が高鳴る。
さっきの言葉が聞こえてなかったのかと思ったのかな、また高梁が言ってきた。
「だぁーかぁーらぁ!!!!明日もこれからもずぅっと俺の相手をしろって言ってんだよ!!!!!一回で聞け!!!」
「・・・・・分かってるよ!!!/////」
さっき以上に胸が高鳴っているのを感じつつ、あたしは朝練の準備を始めた。
大好き・・・・・・・高梁
恋物語?(笑)第一話
いかがでしたか?私の中では・・・
正直無いわぁー・・・・・。(-_-;)
団内恋愛禁止されなくても絶対お互い恋愛対象じゃないの!!!!分かる!?!?!?
小説
→大好き・・・・・・・高梁
現実
→高梁ィィィー!!!彼女の写メ見せろぉー!!!
・・・・・(=_=)
どうだわかったかwww現実と小説は違うんだよwww
最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました!
第2話では新たなキャラクターも出てきますwww乞うご期待www