恋色

僕の部屋が彼女色に染まっていく
彼女からのプレゼントは彼女の好きなもの

絵本だったり
オルゴールだったり

贈る相手の好みなんて関係ない
自分が好きなもが相手の喜ぶもの

そんな彼女の解釈は自分勝手なようだけど
実は確かに嬉しかった

そばにいない時も彼女と繋がっているようで
だから自分の部屋が好きになる

彼女が待っているようで
彼女の心に触れたようで

もう逢えないけれど
今でも彼女はここにいる

恋色

恋色

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-04-30

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