僕らの先生(独身)
この話は最初の、言わばちょいと長いプロローグです.
それではどうぞー
今日僕らのクラスに新しい先生がやって来る
ジリリリリリ!
園内に鐘の音が鳴り響いた、
今日は僕らの新しい先生がやってくる日だ!
どんな先生か楽しみだ(面白い人だったらからかってやる)
紹介しておこう.
僕らのチーム名は「あいうえ」!
1人1人の名前の頭文字を使ったんだ!
「あ」は彰人 これで「あきと」と読むんだ!
ちなみに僕の名前だ.
「い」は稜威武 いつむと読む.
僕の1番の友達さ!
「う」は羽林 うりんと読む.
「え」は映美 えみと読む.
だから「あいうえ」って言うんだ!
本当はあと1人「お」が欲しかったけど仕方ない.
さて、それじゃあ僕らの事を見てくれ!
「ハーイ,今日は新しい先生が来る日よー!」
この人は僕らのクラスの先生、名前は「しずる先生」(噂では既婚者).
そんな先生の後ろから茶色い髪の毛が見えた.
「じゃあみんな、紹介するわね、この先生は
おしば先生よー!それじゃ、おしば先生、
自己紹介でもー(ねだる様な目)」
きっと事前に聞いていなかったのだろう.
おしば先生とやらは驚いている.
さて、なんやかんやあって、おしば先生の自己紹介が始まった.
「どうも、小柴です.みんなと仲良くしていきたいのでどうかよろしくお願いします!」
なにやら緊張しているようだ.
ここで、クラスメートのかんじくん.
「センセーっていくつなのー?」
「こら、かんじくん,女の人に年齢は聞くもんじゃないわよ!(若干頬が引きつっている)」
「ハーーイ」かんじくんはしょんぼりとイスに座った.
「いいんですよ、先生.年齢くらい.まだ、幼いですし.(これには驚いた)」
「えーと、私の年齢は永遠の17歳ダゾ☆」
『・・・』その場の空気が固まった…
「えーと、小柴先生?」しずる先生は少し引いた感じの目で話しかけた.
「うわーん!わかってたわよぅー!どうせ、この子達には伝わらないって!だけど、こんなのあんまりですよぉー!!!」
いきなり泣き始めた先生.
こんな人が僕らの先生で大丈夫なのだろうか.
そういえばおしば先生を僕らのチームに入れたら
「あいうえお」になるんじゃないかな?
後でみんなにも話してみよう!
僕らの新しいチームメイト
あの、おしば先生がこの園に来てから早くも2週間がたった.
そろそろ慣れてきたしごとをテキパキとこなしていく.
さて、先生は今独身であると言う.
そんな先生を僕らが恋愛相談とやらを実行しようというのた.
その日のお昼時先生を呼び出して聞いてみた(4人で).
「先生って独身なんですかー?」
「なてゅっ!な、ななな、何をイキナリ!?」
「だって先生指輪してないもーん」これは映美.
「ハッ!しまった!いつもはダミーでつけてるのにー!!!」小声だった…
「んー先生何か言ったー?」稜威武が聞いた.
「う、ううん.なんでもないのよ!本当よ、本当!」なぜかテンパっている.
まあ、当たり前だよな…図星だからな!
「でさー先生ってケッコンしてるのー?」羽林が聞く.いわゆる単刀直入ってやつか…
「ええっとねー、そうだなー先生にはいろんな男の人が言い寄ってくるのよ!」
『嘘くせーーー』みんなで言った.
「はい、本当はもてなくてリア充じゃないけど
可愛い先生なんです…」
【うわー自分で可愛いって言っちゃったよー】
みんなの心の言葉.
「自分で、可愛いと思ってるなら好きな人にアタックしちゃいなさいよ」羽林それは禁句だ.
「だってー先生の好きな人高嶺の花なんだもん!」
「たかねのはなってなにー?」稜威武はこういう時に言葉を知らない.
「えっとねー自分より上の上のさらに上の人よ」
詳しいな、映美よ.さてはそういうのが好きなんだな.
「それで、先生の高嶺の花って誰ー?」これは僕自身.
「えっとねー、大学の元先輩でかっこよくて背が高くてスポーツ万能で歩く辞書みたいに頭良くてetc.って感じで全然釣り合わないのよー」
「そーかな?先生可愛いと思うゾ!」稜威武よ
偶にはいいこというな.
「えっ?そうかなー?えへへ、可愛い?
ねえ、可愛いの?私可愛いのー?」
「うん!すっっっごく!可愛いよ!」
「えー.やーん照れちゃうー!
そんなに褒めないでよー」
あ、これはダメなパターンだ…
高嶺の花を手に入れるのはまだ先だな…先生よ
僕らの先生(独身)
初めて書いた作品です!
この後もじゃんじゃん書いていくのでよろしくお願いいたします!