速度と耳音

速度と耳音


詰まらない日常を変える
ささやかな魔法でほら 一瞬で
指先が淡く輝いた 消えないで
君の横顔が揺らめいて光る
待ってほしい
君が速すぎる
君が変わる速度が
待ってくれと呼ぶ声が鼓膜に残って 消えた

速度と耳音

速度と耳音

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-04-22

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted