君を想う、風は教える。

君を想う、風は教える。


外からは涼しげな微風が
僕の周りを回って過ぎてゆく
目を閉じてみて 
何でか少し 泣きたくなるだろ?
台所からは誰かが作った料理が音を立てる
何でか少し 力が出るだろ?
君は何処にいるんだい
何処にいてもいいさ
君は何処かにいるんだろ?
何故かまた少し泣きたくなって 風を、受けているんだろ?

君を想う、風は教える。

君を想う、風は教える。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-04-18

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