花の想い「序章」
花の想い、序章です。
そこらへんに咲いているような花、雑草の思いを描きました。
私はどこにでもいるような小さな花。名前は無い。
けれど、人間たちは私たちの様な花を‘‘雑草’’と呼ぶ。
私は太陽の光も刺さないような暗い場所に地味に咲いている。
だからすぐに枯れてしまうし、人の足に踏まれ潰れたり、時には散歩してる犬におしっこをかけられたりすることがある。
私たちの様な花、雑草は愛されたことがない。
でも私はそれでも幸せだと感じている。
もちろん、愛されるのなら愛されてみたい。
人間でもなんでも。
太陽の輝く天気の良い朝に私はそう思うのだった。
花の想い「序章」
続きます。