【黒歴史シリーズ】XXXX年詩まとめ2

1%

所詮は他人事

されど他人事

自分は偽善者なのだろう

99%が偽善で固められている自分

残り1%が本気だから

自分はその1%の為に動く

1%は君のこと考えてる

君のことを忘れはしない

たった1%

でも大きな1%だ

ある休日

世界で一人だけ

切り離されたように隔離された空間

何も感情が沸き起こらない

静かに過ぎていく時間



形にならない文章を

ただひたすらに書きなぐっている



ただ流れに身を任せて歩いてる



頭の中ではどうでもいいことしか浮かばない

ただの文字列 形の見えない自分



穏やかにゆっくりと

だが確実に時間は過ぎていく



そんなある休日

タイセツナモノ

『おかえり』

大事な言葉なんて今まで気づかなかった

ありふれた言葉の一部だと思ってた



護りたい

護りたいタイセツナモノ

いつかは増えていくんだろう

歳重ねる事に重さが心に染みた



戻ってきた日々

望んでいた世界

涙が枯れ果ててしまった頃から

流れるものはないと思っていた



今は流れるんだ



何も考えられない頭に幸せ覚え

悲しみに暮れるだけじゃない涙知り

横で眠る君の寝息 子守唄にして

僕は深い眠りに落ちていく

たそがれ

オレンジに染まる空に挨拶

「また明日」

寂しさに花の奥つんとなる

もう来ない今日に何かを感じてる



もうすぐ沈む夕陽

夜の闇 微かに微笑う

君の無理ある笑顔に思い出す



友との別れ

悔しさ 切なさ

次から次へと休みなし

いつでもフリーダイヤル

空を見上げれば

まだ残る青い空

名残惜しげに叫びたくなる



何を?

わからずがむしゃらに歩いた

答えを見つける勇気捨ててしまった

そんな僕を沈みゆく太陽が笑う



太陽に背を向け歩く

もうすぐたどり着く

つらいこと吐き出したくなる

でも忘れよう

捨てるんじゃない

また足踏み出せるように

今だけ忘れよう

またこんなタソガレに染まったら

思い出せるさ

それまでお休み

また笑える僕が微笑う

遺言

創作を生きがいとしている方々に。

――浮かばない。

胸が疼く。したいのに出来ない自分に腹が立つ。

――したいのに出来ない。

死ぬよりも辛いとその時は本気で思う。

だから。

自分はそれを職業にしたくない。

それで生活出来る自信がないから。

誰かに否定され、出来なくなる自分が恐ろしいから。

きっと死ぬより辛い。

もし本当に浮かばなく時が来るとしたらもう書けないから。

そんな時が来るなんて考えることすら怖いけど。

他の生きがいを探せるまで、どんなに地べたに這いつくばろうとも、

自分は創作を生きがいにして日々を生きてゆく。

これは遺言じゃなくて、決意表明かもしれない。

けど、これは遺言だ。本当にその時が来た時もこれが思いつけばいい。

19歳の自分がそう思っているように。

一人きりの休日

急に出来た休日 休暇

そんな暇な時間

何をするにも足りないけれど

ただ家に帰るのももったいなくて

当てもなく街ぶらつき

用もないのに店入って

やることあるんだから

家に帰ればいい話なんだけど

なんかそれもちょっともったいなくて

隣に誰かいるわけでもないのに

気持ち的には落ち着かなくて

なんか

そわそわ

ふわふわ

してるよね



店から出てため息一つ

ただただ後悔だけ

こんなに買う気なかったのに

気づけば増えてる荷物一つ

まぁちょっとは気持ち晴れたかな

さぁ帰ろうと思いつつ携帯の時計見て考え直す

せっかくの休日

まだまだ遊び足りないんじゃない?

おしゃれしてるわけでもなくて

鏡に映るのはいつもの自分

イヤホンから流れるノリのいい音楽に

ほらまた

そわそわ

ふわふわ

してる



どうしようか

もう一件行ってみようかな

欲しかったもの

買ってみるのも悪くないけど

また増えた荷物

ただ一人

一人の休日

それなりに充実してたかな

日が暮れた空

そうだ久しぶりに歩いて帰ろう

考えれば

ふわふわ

そわそわ

楽しみにしてる



時間に捕らわれず

ありのままの自分

肌で感じて

一番星には手は届かなくても

この街を力一杯踏みしめて歩けてる

消えてしまいそうなくらい細い

そんな細い三日月と

しばらく共にと

約束して

ふわふわ

そわそわ

家に向かってる影

遠い空

遠い空を手に入れたくて手をそっと伸ばした



もう少しで届くと思ったのに

また空が遠くなった



いつになったら近くなるのか 遠い空

がむしゃらに手を伸ばして

見上げた空は遠くてきれいだった

遠い夜空

あの頃の俺たちは

遠い夜空を見上げていた



『またいつか二人で見れたらいいよな』

交わした約束は

遠い過去の夢になった



あの頃を振り返り

遠い夜空を見上げて君を想う



『君は今どこで何をしているのかな』



久しぶりに会おうとかけた電話は通じず無機質な声に阻まれた



俺と君の選んだ道は違ったけれど

見上げる遠い夜空は一つだと信じていたんだ



温かい心が冷たい心に晒されていく

その冷たさに心が泣いた

俺は君は

新しい未来を歩いて

別々の遠い夜空を見上げていた

-過去から今-

今より昔、遙かじゃない昔

今更振り返るつもりなんてないさ

過去だって必要なモンだって忘れちゃいけないことだって

あるのはわかってる

だけど、持っていてもタメにならないことだってある

だから捨てた

毎回のように死んで生まれ変わっていく



人間、十何年間をいきなり変えろだなんて無理な話だ

それでも前だけ向いていた

ちょっとずつでいいから進んでやろうって思った

中途半端に泳いだ 中途半端な海を

沈みかけても浮き上がった



捨てちゃいけない「過去」も増えた

捨てたくない「昨日」も増えた

「今」が楽しい

「今」がそこにある

灰色と色彩

灰色の世界が色づく





繰り返さない



そう誓った心が軋む

今もどこかで命は生まれ死んでしまう





落ち着く軋む心



安息の色



赤だけじゃ寂しいから

木々の音色に身を任せていたい





毎日晴れるわけじゃない

それでも曇りよりは晴れがいい

雨だってたまにはいいけど

それでもやっぱり晴れがいい







ただ流れている

この色は嫌な時もあるけど

たまにはいい



灰色から色彩へ



いつかは心も色づくんだろうか

街並

生まれ育った街で 星空見上げたら

叶いはしない夢が 手のひら零れ落ちた

「側にいるよ」 そんな優しさ

感じていたかった



過ぎ去っていく 街並が

これからの今を教えていた

過ぎ去っていく 街並が

これからの明日を教えてく



これからの新しい街で バスに揺られたら

見ることのない星空に 微かな想い馳せた

「まだこれからさ」 そんな言葉

かけてほしかった



通っていく 街並が

過ぎ去った昨日を知らす

通っていく 街並が

これからの僕を知らせた



今も前もこれからも

僕は街並と共に

いつも側にいるものを

探していくんだろう

泣く習慣

いつから泣き疲れ眠ることが習慣になったのだろう



いつから『悲しくない泣き疲れ』を探し始めたのだろう



孤独じゃない中で感じる孤独の中で

どうしようもなく不安だった



悲しい一匹狼

誇れない一匹狼



戻ること

恐れてる自分がいる



必死にまだ見ぬ誰かに助けを求めている



頭の中で囁く声に怯え耳を塞いだ



不安は果てしなく襲い続け



終焉が一歩近づく

自分は一歩下がっている



実際の終焉は遙か遠く



あえていうなら



『限界』



悲しい習慣から変われる刻を

ひたすらに待ち続けている

-叫び-

叫びは誰にも届かず

空に向かって心ぶつける

この街で生きている



「それだけわかりゃ上等」だって

わかっても無理なことってあるもんだ

どうしようもない狭間で

もがいてもがいて

それでも前だけを睨んでる

君の居場所

変わらないものだと思っていた

君も僕も変わらないわけがないのに

そう信じていたら裏切られた



君は変わっていく

僕は変わらない



そうじゃなくて



君は変わっていく

僕も変わっていく



いい方向か悪い方向か

そんなことは全然問題じゃなくて

久しぶりに会った時の君は変わっても君だった



それなのに

君の居場所に僕は今でもいるだろうか



君の居場所に足を踏み入れちゃいけないような気がした

踏み入れたら寂しさ込み上げた

変な居心地の悪さにたまらず外に出た



君は悪くない

君の居場所が悪いわけじゃない



ただもうそこは僕を見てはいないんだよ

気づいたら乗り遅れてる

君と一緒の列車に乗り遅れてる



2人っきりなら友達だけど

居場所は違うんだよ

だから別れを告げよう

君の居場所に

友達をやめるわけじゃないんだ

だから泣かないで

ただ人の居場所は変わっていくんだよ

また僕を見るかもしれないその居場所に

ひとまず



“さよなら”

月の魔法

月光に照らされ

浮かび上がる

そんな君は

いとも簡単に

僕を虜にさせる



こんなに近くに

こんなに傍に

貴女の隣にいるのに

僕は人形のように

そこから動けないんだ



――月の魔法は僕を臆病にさせる



――傍にいるのに何も出来やしない

月夜に吼える狼

たった一匹狼

山に孤立

それを孤高だと

自分に言い聞かせ

孤高の一匹狼は月夜に吼えた



生まれた時から既に独り

周りには誰もいない

狼ただ独りだった



狼を照らせ月夜

俺を独りにしないでくれ

叫びのための遠吠えだ



やがて彼に子供が出来た

子供であり彼にとっては親友であり仲間だった



狼は独りじゃない

やがて彼の元に集い

彼は伝説になった

自分の生き様

子に受け継いだ



月夜に吼えろ狼

月がお前を照らしてくれるんだ

孤独じゃない

歓喜の叫びを遠吠えに込めろ



今宵も狼は吼えた

月夜に吼えたんだ

思い出のカケラ

みんながいるから今の僕がいて

ここで立っているから今がある

いつの間にか背を向けていた事実

やっと思い出したんだ



歩いていた足をふと止めて

たまに後ろ振り返れば

昔の僕が手を振って

“バイバイ”と走り去った



この街で生まれ育ち

今は別の街にいて夜空見上げ

思い出のカケラ探していた



“ずっと帰れなくなるわけじゃない”

わかっているのに尾を引いた

誰か差し伸べてくれる手

掴み取ろうとしていたんだ



止まっていた足をまた進めて

かつての友に約束を

昔の僕に手を振って

“またな”と走り去った



次の街で新たな出会いを

今はこの街で夜空見上げ

思い出のカケラ見つけていた

影揺らめく地面の上に立つ僕ら

影揺らめいて

自分の形 崩れそうになって

陽炎の惑わし 幻が

自分の影 揺らいで伸びてゆく



涙で霞む自分の形

影に喰われそうになっても

今 こうしてここに立っている



僕はここにいるよ

叫んでる

涙の花

頬を伝う涙が……



涙が雫となって

地面に落ちて花となって

「昨日」という種が蔓になって

明日に伸びていった



未来が広がっていく……

心の闇

張り裂けそうな心の闇

喰われたくない僕がもがく



キレたのか 闇が晴れたのか

少しずつ少しずつ喰われてゆく心

必死に立ち向かう君を僕を

護りたい



近い限界 壊れかける心

峠で止まって動かない



最悪ではないのに絶望感

切り替えたらそこは別世界

籠の中では耐えてる心

取り戻すんだ



どうすればいいの

わからなくて

そのまま心の闇は停滞中

動く刻 じっと身を潜めて待っている

心の木

何処にあるの 心の拠り所

もうなくなってしまった

ここではないんだ



見失ったから

探しに行くんだ 心の木を

僕の居場所を



籠から出ればそこは別世界

居場所は至る処にある

でも心の木は何処にあるの

負担だけ僕の知らない内に増えていく



拠り所なくて

行き場なくて

溜まっていく闇を切り裂いて

今は旅に出よう

信じてる いつかは見つけ出すんだ

心の木を

新月の狼

新月の夜

狼一匹

遠吠え一つ



あれは決意の叫び

ただの狼は叫んでる

見えない自分の声を



月の出てない日

捨て切れぬ迷い

捨て切れぬ夢

押しつぶされそうになった自分と

重なっている



気づけば変われてる

常に前に進んでる

常に変わっていく

面影はどこか遠く

飛び去る鳥のよう



人を求めたい

いつまでも独りでいたくない

気高き狼の意に反しても

信じたい

それが今の狼の形だと



常に自分であり続けよう

悲しい一匹狼にはならないように

気高き一匹狼を胸に掲げた

人であり続けたい

深夜2時のストーリー

深夜2時に君を連れ出すよ

眠れないんだ

君もそうだろ?

問いかけ君は頷いた



窓に小さな小石二回投げたよ

それが合図

君はそっと家を飛び出して

僕の胸に飛び込んだ



のんびり月明かりの下

散歩も悪くないけど

せっかくだから遠出してやろうよ

君がお気に入りの曲をかけ海まで行こう



深夜2時から始まったストーリー

どこのチャンネルでもやってない

主役は君と僕だけ

そんなドラマの視聴率は2%

朝になったら終わってしまうのが少しだけ怖いけど



深夜2時に君を連れ出した

眠れないと叫んだ

君のせいだよ?

謎かけ君は笑った



海に僕は両足を晒した

それが合図

君は同じく両足を晒して

僕の胸に水をかけた



夜空が反射された海に“綺麗”と君が言った

海の水は夜なのに熱くて

かけ合っても足りないと笑顔を見せた君を守っていこう



深夜2時から始まったストーリーも

もうすぐ終わりさ

ほらもうすぐ朝日が映る

そんなドラマの視聴率は2%

最後にそっと手が触れ合って

そっと離れていく

朝月

日が昇る

月が沈む



まだ冷たくてストレートな朝の風

体に浴びて外を感じて

何気なく見た

意味もなく見上げた



『月』



――月が微笑う



日は昇る

月は沈まない



まだもう少し

僕らを見下ろす

名前をつけようか

名無しは嫌だろう?



――朝の月



『朝月』



早く沈め

沈まないで

もう少し見ていたいんだ

そのままで



日は昇った

月はそろそろ沈む

朝日

闇の切れ間から朝日が除いた

それが希望の欠片とは知らずに

下を向かないで前を向いて

そんな当たり前なことを

忘れていたんだ



いつも逃げてばかりだったろう

そんな言葉で責められた

「逃げていたわけじゃない」

そう口を開いたはずなのに

何も出てこなかった



朝日が照らす

闇を僕を

ずっとそのままでいてほしい

君が隣で小さく笑った

早起き出来ない僕を笑った



闇の深き底から朝日が射した

それが希望の欠片だと伸ばした手

上へ上へ向かっていけ

もう過去の僕じゃないと

初めて知った



いつも後ろ向いていたんだろう

そんな言葉を投げられた

「今は前を向いているんだ」

そう口を開いたら

ちゃんと言えたんだ



朝日が照らす

闇を僕を

ずっとそのままでいてほしい

君が隣で泣き笑いの表情(かお)で

明日へ進む僕にエールくれた

電車

電車の中でいつもの君と会う

満員電車の隅でいつも眠そうに



「おはよう」



君が寝てしまわないように馬鹿な話をする

眠いのか少し笑顔 ぎこちないけれど

君の笑顔が見たいから

僕はまたいつもの電車に乗るのだろう

微笑みの歌

ずっと君が笑えたらいい

それは無理だってわかってる

それでも僕は君の傍にいたい

それが無理でも支えたい

君が大事な心の支えであることに

「ありがとう」

少しでも君が心の底から

笑えればいいよね

心からそう思う

満月の狼


満月の夜

狼一匹

遠吠え一つ



あれは悲しさの叫び

孤高の狼は叫んでる

声に出せない心の声を



寂しさ隠し

気高く

月を見上げ

大地を蹴り

遠き地にいる仲間思い

まだ見ぬ果てを求めてる

明日のドア

生まれ変わろう

昨日のドアの前

僕はそこで足を止めた



昨日までの日々が浮かんでは消えていく

それまでの日々が思い出に変わっていく



それが怖い



思い出のままにしてしまいたくない

だけど明日は嫌でもやってくる



思い出になっていく昨日

それはそれでいいじゃないか



もう一人の僕が言う



止める手を止め

まだ見ぬ明日のドア蹴り上げる

遙か彼方の君へ現在の僕より

『今君は何をしてる?』



『本当の自分を見つけられたかい?』



今の僕は深い眠りの中で君に会える日を願い眠りについてるけど

いつかは君に会えるのだろうか

僕の一歩先を行く君へ

答えを知ってる君へ

僕は遅れていくよ

もう少し耐えてみる



それが意味のなかったことでも

苦痛でしかなかったとしても



これからの僕が

一歩先を行く君が



心から笑えますように



だから今は前を見据えて

時折後ろ振り返っても

がむしゃらに進んでいくよ

君に追いついていくよ



だから一歩先で待っていて

決して追いつかれないように待っていて



そうしたら



きっと笑える



長い長い眠りから目覚め歩くことができる



だからそれまで

姿の見えぬ

遙か彼方の君へ



『こんにちは』

【黒歴史シリーズ】XXXX年詩まとめ2

【黒歴史シリーズ】XXXX年詩まとめ2

思いついた時に書き続けていた詩や掌編など手元にあるデータ全てを年数別にまとめた黒歴史シリーズ【XXXX年詩まとめ】の第二弾です。(完結) XXXX年としているのは、いつ書いたのか覚えていないため、年数がわからないからです。10年以上前(高校生くらいの頃)のもありそう。 当時の同好会で詩集出したような気もしますが、もし同じものがあったとしても内輪向けだったのもあるし、時効で! ※一部誤字脱字や行間などは直しているので、当時のものそのままではありません。

  • 自由詩
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-04-10

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted
  1. 1%
  2. ある休日
  3. タイセツナモノ
  4. たそがれ
  5. 遺言
  6. 一人きりの休日
  7. 遠い空
  8. 遠い夜空
  9. -過去から今-
  10. 灰色と色彩
  11. 街並
  12. 泣く習慣
  13. -叫び-
  14. 君の居場所
  15. 月の魔法
  16. 月夜に吼える狼
  17. 思い出のカケラ
  18. 影揺らめく地面の上に立つ僕ら
  19. 涙の花
  20. 心の闇
  21. 心の木
  22. 新月の狼
  23. 深夜2時のストーリー
  24. 朝月
  25. 朝日
  26. 電車
  27. 微笑みの歌
  28. 満月の狼
  29. 明日のドア
  30. 遙か彼方の君へ現在の僕より