何がしたいか。??

こころによゆうのないひとも、そうでない人も、見てみて欲しい。

私は今、何がしたいのか分からない。
とてつもなく長いこれからの道のり、私は一体何を目的に歩いて行けばいいのだろう。
大した趣味も、得意なこともない。私は一体何をすれば人に「私」として認めてもらえるようになるのだろう。
今は長い長い体と心の空白が、ただただ私を死の淵へと追い詰めていくのだけれど、私はまだそれに対抗できる「何か」を見つけられたとは到底思えていない。
なぜなら、まだ私の心の中にはぽっかりと開いた穴のようなものが目を閉じると見えてくるから。
だから、すこしでもそれを紛らわそうとTVを見たり、絵を描いてみたり、自分の時間を潰してきたのに、少しも良くならない。
ましてや心の焦りと焦燥感が、私をさらに追い詰めて行く。
死の淵ぎりぎりまで来たとき、私は一体どうなるのだろう。
怖い
「怖いよ」
口に出してもやり切れない。
誰か、
私はここに居るよ。
認めてもらえなくとも、私の存在を否定されても、私は確かに消えて行く。
好きな振りをしていろんなグッズも買った、画像も、DVDもCDも、全部全部。
本当に私の存在意義になるのか。
止めどなくあふれるこの不安感。
これを書いている間にも、何人もの人が失踪し、殺され、死んでいる。
はたまた、何かをやり遂げ、褒めたたえられ、世紀の発見をし、世界中から注目される人も居る。
こう思うと、この世界は不と幸の表裏であるように感じる。
さて、私はどっちだろう。さて、あなたはどっちだろうか。
「あなた幸せそうね。」
とか、
「あなた不幸そうね」
とか、
勝手に人の幸不幸を決め付ける奴などは放って置いたらいい。
そういう奴は、自分が不幸出かないことを確かめたくて確かめたくて、人の幸感を「自分の匙」で量っているだけなのだから。
今、自分が不幸か幸せかを見極めるのは、紛れもなく「自分」なのだから。
さて、では私はどうなるだろう。あなたはどうなるだろう。
分からなかったら、自分の部屋を見ればいい。
そこにある一つ一つの物を手に取り、そこに詰まっている一つ一つの物語を思い出して、
「ふっ」
と笑えることがあったら、私の作戦は大成功に終わるから。
冒頭で、私は好きな物も趣味も無い。といった私だが、一つ一つの物を取って見るとやはり
「ふっ」
と笑ってしまった。
いくらそれが自分の本意で行った事でなくとも、その思い出は「確かな物」としてあなたの頭に残って居るのだろうから、。
だから私は、少なからず、「今」というものを大切に過ごしていきたいと思う。
そうすればいつか、もしくは直ぐに、私を死の淵へと追いやる「何か」
に対抗できる「何か」を見つけることが出来るかも知れないから。

何がしたいか。??

何がしたいか。??

どのジャンルにしたらいいのかが不明です。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-04-05

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