7つのフォースを持つもの 第1 章

どうもです! ジライクです!今回は [7つのフォースを持つもの] 
の第1章です! 誤字脱字があったらすいません!
僕は中学生なので、テストなどがあります!
更新ペースは少し遅いかと思います。
では作品を楽しんでいって下さい!

7つのフォースを持つもの 第1章 

今俺の足首を切ったゴブリンのことを忘れはしないだろう。
ただの切り傷1つでも喉に当たれば、命を失ってしまうこともある。
戦闘の1つ1つが命取りになる。
「クラウス!無茶しないで!」
アイリスの声だ。
俺はゴブリンを切ると、無数の星の用に欠片が飛び散った。
アイリスが俺の方に向かって走ってきた。
「もう!血が出てるじゃない!」
アイリスが俺の顔に口を近づけながらいった。
うん。
可愛い。
「もう、ほらばんそうこう。」
アイリスが持ってきてくれたばんそうこう。
部屋にでも飾りたい。
俺がニヤニヤしていると。
「どうしたの?顔赤いよ。」
アイリスが俺に言ってきた。
「いやっ...あのだな...その~..」
みとれていた。など言えるわけがない。
ぺたっ。
ん?
なんだ?この音は。
!?
アイリスが俺のおでこに手をあてている。
俺は顔を赤らめ、変な汗をかいた。
「えっ?!ちょっ?!」
戸惑う俺にアイリスが言ってきた。
「え?なに?」
その途端俺の鼻から赤い液体が出てきた。
「クラウス?!」









 1 カルヤマの町へ


何か頭の下が気持ちいい。
俺は大体想像がついていた。
アイリスが多分今ひざ枕しているのだろう。
俺の鼻からブラッドレッドの液体が出そうだが出ない。
さっき出し尽くしたのだろう。
俺は目を開け、上を見るとアイリスがいる。
アイリスがひざ枕をしていたようだ。
「アイリスありが───!」
アイリスが寝ている。
しかも胸元が少しあいている。
エロい。
「こっこここんなこと普通なっならなならないよよっねね!」
ひとり言を大声で言ってしまった。
周りにはアイリスだけだけどわりと恥ずい。
「こっこれは男なら何もしないわけにはいかないよな!」
「アイリスー起きてるかー。」
アイリスに声をか細くかけてみたが特に返事は何一つ無い。
「よっ、よーしそれじゃ早速....」
俺が手を伸ばそうとしたその瞬間。
「ん?クラウス?....えっ?!ちょっ?!いっ!いやぁぁーーー!」
バシンっていういい音が鳴る。
それと同時に俺の意識は遠のいていく。
「クラウス!」
ばたん、俺は再び倒れてしまった。







それからまた少したったらしい。
俺が目を開けると、青い空があった。
アイリスの方に目を向けると、アイリスは俺に視線を合わせてくれなかった。
まぁ無理も無い。
とりあえず誤ろう。
「アイリス…その…ごめんな。」
俺は弱々しく謝った。
「やだ。」
アイリスのたった2文字の言葉。
でもあんなことをしてしまったんだ。
無理も無い。
「褒めろ…」
「え…?」
「褒めろ…」
「ごめん何言ってるかよくわからない…」
その途端アイリスの顔が変わった。
「私の体を見て何も言わないつもり?!せめてなにか言ってよ?!」

??
???
「え?」
今俺の頭はクエスチョンマークだらけだろう。
「褒める?アイリスの体を?」
「言うの恥ずかしいから早く言ってよ!」
じゃあ言うなよ。
「はいーーー!もーいから!早く言えーー!5 4 3 2 1 0!」
カウントダウンが終わるともう言うことは決まった。
「アイリス…」
「どんなところがよかった?ねぇねぇ?」
何でこいつ興味津々なの?
まあいいや。
「可愛かったぞ。」
アイリスは顔を赤らめて恥ずかしがっている。
可愛い。
さっきから可愛い、しか言ってないけど、ホントに可愛い。
俺が立ち上がった瞬間。
何やらうまく立てない。
貧血か?
俺はその場に横になり休むことにした。
アイリスが俺のところにやってきた。
何やら手になにか持っている。
「はいこれ水飲んで早く元気になっ───きゃっ!」
アイリスが俺の隣にあった小さい石につまづいた。
俺のところに倒れてきた
やばくね?
どうする俺?!
俺の着ていたレザーマントに水がかかる。
俺は倒れてきたアイリスを抱きしめて、横に動きながら受け止めた。
俺は少ししたら身体を動かそうとした。
ん?
んん?
んんん?
ナンダコレは?
何やら手に柔らかい感触が・・・・・・
アイリスが目を開けるとアイリスが顔を赤らめる。
アイリスが「えっ?!ちょっ?!いっ!いやぁぁーーー!」
と、叫ぶ。
俺は気付いた。
さっきまで手にあった柔らかい感触の正体を。
そう。
あれはアイリスの胸だ。
殺される。
アイリスが立ち上がった。
アイリスの目が光っている。
死んだ。
アイリスの目からダイヤモンドの雫が落ちてきた。
やべぇ。
泣かせた。
その途端アイリスの手からうぐいす色の突風が巻き起こる。
「ク~ラ~ウ~ス?」
「はっ!はいっ!」
「歯食いしばれ!」
「ごめん!ごめんってば!だからごめん!ちょっ…おまっ…やめろぉー!」
こんなことが30分くらい続いた。
アイリスも落ち着いて俺は深く反省をした。







そしてようやくカルヤマの町へ着いた。
一体どれ程の時間がかかっただろうか?
今はもう夜の6時だ。
「……なぁアイリス宿ってどのくらいの値段で泊まれるんだ?」
「うーん…多分30フェリスくらいかな?」
「安いな。」
「うん。」
「でもまずカルヤマの町へ来たらやることといえば?」
「冒険者カードか?」
「そうよ!それよ!」
アイリスが目を輝かせて言ってきた。
「俺あんまり冒険者カードに詳しく無いんだよなぁ。ちょっと説明してくれ。」
「いいわよ!」
何でこんなに可愛いのだろう。
「冒険者カードって言うのは自分のステータスのようなものね。」
「あとレベルはわかるわよね?」
アイリスが聞いてきた。
「モンスターを倒すと貰える経験値で確かレベルがあがるんだよな?」
レベルくらいは知っている。
俺がまだレールド村に居たときは村長さんによく見てもらったなあ。
「確か俺のレベルが10でアイリスのレベルが12だったような?」
「でもさっきのモンスターで3くらいはレベル上がったんじゃない?」
「そうかもな。」
「あとはスキルと職業。」
「スキルはレベルが上がると貰えるスキルポインでスキルを覚えるやつね。」
へぇそうなんだ。
「職業は基本職の 冒険者 ウィザード シーフ ナイト ビショップ アーチャー ランサー モンク ガンナー ビーストテイマー あとは上級職ね。」
「ちなみに上級職ってなにがあんの?」
「えっと確か ソードマン ファンタズマ マジックナイト ハンター ソーサラー ドラゴンナイト ドラゴンテイマー スナイパー ドラグーン 勇者。」
「そのくらいかしらね。」
結構あるなぁ~。
「まぁでも今日は疲れたからもう宿いこう。」
俺はアイリスにそう提案した。
「賛成~。」
という凛とした声が帰って来る。
そして宿で夜を過ごした。






 2 ギルドカードの制作


朝起きるとアイリスが話しかけてきた。
「おはよう。クラウス。」
アイリスが俺に挨拶をする。
「おはよう。アイリス。」
俺も挨拶を返す。
アイリスがニコッと笑ってくれた。
いやぁ~。
可愛い。
「それじゃあ早速ギルドに行こうか。」
「おう。」
宿から3分ほど歩いたところに冒険者ギルドがある。
俺とアイリスはそこへ向かうことになった。


時間が少し立った。
冒険者ギルドについた。
とりあえず俺が1つ思ったことがある。
でけぇ。
「なぁアイリス。」
俺がアイリスに話しかける。
「ん?なに?」
アイリスが俺の方を見て疑問そうな顔をする。
「ギルドでかくね?」
俺が子供が初めて虹を見るような声で聞く。
「……確かにデカいわね。」
アイリスも俺と同じ気持ちだようだ。
「まぁ入るわよ!」
アイリスが冷たい空気をふっ切るようにいった。
そして俺らはギルドの中に入りギルドカードの作成カウンターへ向かった。
「ギルドカードを作りたいんだけどいいか?」
俺がそう言う。
カウンターのお姉さんは「いいですよ。」
と、優しく言い返してくれた。
「それでは貴方のステータスを確認します。ではここに座ってください。」
俺は木の椅子に腰を掛けた。
ステータスには 体力 魔力 攻撃 俊敏 防御 知力 幸運 の6種類がある。
「それでは首の下を出してください。」
お姉さんは俺にそう言う。
「え?何するんですか?」
俺はそうお姉さんに聞く。
「首の下に紋章をつけるんです。紋章の下に書いてあるのが今のレベルです。」
そう言ったあとお姉さんは何やら魔法の詠唱を始めた。
「ロイト・アーザス・フェルグリア。」
そう俺に向かって魔法を唱えると俺の首の下に紋章がついた。
そこに書いてある数字は15。
まだまだレベルは低い。
「それではここに手をかざしてください。」
そこには地球儀の地球が細長くなったようなクリアブルーの結晶があった。
俺がそこに手をかざすとライトブルーの光が辺りを飲み込んだ。
しばらくしてライトブルーの光は消えた。
「はい!登録完了です。えーと…ステータスは知力と魔力以外はかなり基準値を超えていますね!これなら初級職なら何でもなれますね!」
ギルドから歓声やザワザワとした声が聞こえてくる。
「えーと…じゃあナイトでお願いします。」
俺は職業をナイトにした。
「わかりました。では幸運を祈ります!」
お姉さんから凛とした声が聞こえてきた。
「じゃあ次私ね。」
アイリスも俺と同じように首の下に紋章をつけた。
そして置物に手をかざした。
「はい!登録完了です!えっと…これは!体力が平均より少し低いですけどそのほかのステータスは基準値を超えていますね!魔力が遥に基準値を上回っています!これなら上級職のファンタズマになれますよ!」
へぇ~何かすげーな。
「ねぇちゃん可愛いのにすごいなぁ!」
オッサンからの声が凄い。
「じゃあファンタズマでお願いします!」
アイリスは嬉しそうにこの言葉を発した。
「ファンタズマは魔法で相手を圧倒します!ただし魔力が尽きればそこまでです。しっかり魔法を使うタイミングを見てやることをオススメしますね!」
「はい!わかりました!」
アイリスが返事をする。
そしてギルドを後にした…







「あっ!そうよ!そうだわ!」
いやどうしたんだよ。
「どったのアイリス。」
俺がアイリスに問い掛ける
「私のレベル16でしょ!だったらスキル覚えれるよね!」
確かに。
俺らはスキルのことを忘れていた。
「スキル習得しちゃうか!」
俺がアイリスにそう言う。
「いいよ~!」
アイリスがそう言う。
「じゃあ早速やるか!」
そうして俺らは公園のベンチに腰を掛けた。
「スキルは冒険者カードのボタンを押せばスキル一覧が見れるわよ。」
アイリスがそう教えてくれた。
「えーと…あっ!このボタンか!」
そんなことを言ってるうちにカードが分解されて一つのタッチパネルの用になった。
俺の所持スキルポイントは70
アイリスは120
なんだこの差は
「スキルの習得ポイントは最大どのくらいなんだ?」
「1つのスキル表では基本100ね。でも特殊なスキルは150とか200とかもあるわね。」
俺はとりあえず剣スキルに全てのスキルポイントを振った。
覚えた技は ボルトソード ドラゴンブレード ライトニングホーリーエッジ
ウィンドソード スパークホーリースラッシュ か……名前かっこよくね?!
「クラウス~終わった?」
アイリスが話しかけてきた。
「ああ終わったよ。アイリスは何覚えたの?」
俺はアイリスが覚えたスキルに興味があった。
「えーと…炎 水 氷 風 光 闇のスキルに均等に振ったわよ。それで覚えたスキルは イグニート ストリーム グレイシア ラファーガ リヒト インサルトそのくらいね。」
ふーんまぁいいや。
「とりあえず宿行こうか。」
「うん。」
そして俺とアイリスは宿へ向かった。
ただ…あんなことが起きるとはこの時予想もしてなかった…。


7つのフォースを持つもの第1章 完

7つのフォースを持つもの 第1 章

楽しんでもらえたでしょうか? 誤字脱字があったらすいませんでした!
それでは次の章でまたお会いしましょう!

7つのフォースを持つもの 第1 章

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • 青春
  • 恋愛
  • 青年向け
更新日
登録日
2016-04-01

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