片道の虹 時計 ハーメルン発の夜行列車昏い冬の旅路僕がきみを渡るたびキリトリ線で繋いだ片道の虹が千切れていくもうすぐ僕はきみを渡り切ってしまいますきみが一度も僕を振り返ることなく僕を渡り切ってしまうからです 片道の虹