この世が閉じるとき

あのときの匂い
場面
あの人の怒った顔
聞き覚えのある旋律

眠っていた記憶と関係性が再現され
前にもそんなことがあったとおもう

新たに作られるのではなく
限りなくコピーにちかい
そしてそのコピーのコピー

再現ばかりで
新たなものの取り込みがなくなるとき
それは生命を失い

新たなものをみれなくなったとき
この世は閉じる

この世が閉じるとき

この世が閉じるとき

同じことばっかりやっていてもすぐ飽きるから、なにかあたらしいことに挑戦しないと。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-03-27

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