ハッピー ハウス

マチミサキ

はーい!
私は今、いわゆる【タワーマンション】に
来ています。

友人夫妻がお引っ越し。

引っ越し作業は業者サンがしてくれたものの
室内は段ボールの山なので
その整理のお手伝いに伺っています。

友人の旦那はゴルフに逃げてしまいましたので
私と友人(奥様)のみでの整理作業となりました。

本当は1人でも出来るのだとは
思いますが
きっと自慢+グチる相手が欲しかったのでしょう

イーヨ(*´ω`*)キーテ アゲヨウ

しかし、高いですな

値段的にも高度的にも。

41階です。

天空の城です。

人は土から離れては生きていけないのに…。
ツチニ ネヲオロシ( ;∀;)ハルヲ ウタオー

こんな場所に住めるとは
友人はラピュタ王族だったのでしょうか。
最上階からは少し下なので
王位継承権としては第3位くらい?

ともかく『バルス』と小声で唱えながら

お祝いに【消火器】をプレゼントしたのですが
あまり喜ばれませんでした。

縄ばしご の方が良かったでしょうか?
それともパラシュート?
ムササビ( ´△`)スーツ?

それにしても…とにかく凄い高さです。
まるで人が虫のよう…!

まー、それは私の場合 平素より時折
思っている事だったりしますが。

さて、一休みしてお食事

友人により
ホカホカ弁当が用意されました。

…王族にしては なかなか慎ましやかなお食事…。

いえ、良いのです。
王室内の予算状況もきっと厳しいのでしょう。

そう言えば聞いた事があります。
かの天皇陛下でさえ、
普段のお食事は驚くほど質素だそうです。

トップでさえ、そうなのですから
第3位としては妥当な所です。

さて、ここで比較対象として
私の住居について少し。

私の場合はしっかり土と共に生きています。
というか
築50年近くになる六畳二間の平屋の借家。

もはや一部は共に生きるというより
住人もろとも土に還りそうな勢いです。

少し話は横道に逸れますが
トイレが和式なのがポイント。

私は洋式がとても苦手なので
この家一番のお気に入りの場所といえます。

何故、世の中一辺倒に洋式なのか?
私にはその良さがサッパリ…?


ひとのお尻が触れた便座に
何故また素肌を着けなければならないなんて。

嫌ですよ

公衆トイレなどなら尚更です。

…お尻とお尻をつけたら もう、
お知り合い♪

そんなハートウォーミングな設定
は余計なお世話なのです。

心の温便座

…もうやだ。

それが何故こんなに主流なのか?

世の中のフィクサー的な力が働いているのか、
とさえ感じてしまいます。
フリー(´д`|||)#ーソン?

大丈夫ですか?

皆さん洗脳されていませんか?


トイレだけに下らない話はこの辺にして
話を戻します。


この借家に棲み始め もう10年以上。

年季の入った我が借家ですが

リフォームだか、トランスフォームだか
知りませんが
そういった事は一切しておりません。

しかし、あの震災をもほぼ無傷で
乗り切った凄い奴なのです。

ローヘイ ハ(*´ω`*)シナズ

ただ気になるのは
震災直前に屋根裏を走り回っていたネズミが
震災以降、一切いなくなった事。

ネズミは沈没間際の船からは
姿を消すそうですが

……まさかね……。

あ、そうそう 私は
ネズミとゆーか【アリエッティ】と
呼んでいましたが。

一度遊びに来た友人などは
アリエッティの気配に おびえきり
恐れをなして逃げ帰ったものです。


とはいえ冗談や他人事ではなく
やはり衛生面も心配です。

一時期この対策に
【アリエッティ狩り】としてネコを借りたり、
薬剤を散布したりしたので
きっとその効果だと
自分に言い聞かせている毎日です。

この借家の大家サンは
私の祖母の女学生時代の親友だそうで
有難い事に
相場を完全無視した驚きの価格なので
とても助かっています。

その上なんと今なら
物置小屋までついてくるのです。

お話を伺った時は思わず
お早めのお電話をしたものでした。

もし私が移住したら、もう取り壊すそうなので
ご近所の迷惑にならなければ
常識の範囲内で何をしても良い、
とさえ言ってくれていますので
非常に気楽に棲息しています。

これでやたらと縁談話を持ち込まなければ
言うこと無しなのですが。
私が嫁に行かないとあの世に
逝けないそうです。

…なら逝かなければ良いじゃないの、
そんな話を昨日もしました。
メザセ(*´ω`*)ジャパン サイコーレイ

蛇足でした
すみません。


私の場合、掃除が趣味でもあるので
古ければ古いなりに
やりがいがあるものです。

それに家を隠す様に生えている背の高い庭木も
手入れのしやすい小さな お庭もお気に入りです。

このままで良いのです。
全部このままで。

たしかに、とても古くさく
流行りのオール電化等、最新の設備は
一切ありません。

家族状況にしても
私 ひとり

…でも

でも、それでも!

この家はね

ようやく手に入れた私の居場所

どんなどんな 豪邸より

世界で一番

【しあわせな家】なのです

本当ですよ♪

ハッピー ハウス

ハッピー ハウス

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-03-21

Copyrighted
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