日本死ね!

四維亜サクラ

この国に、未来なんてないでしょう?

今話題の、日本しね!
待機児童の問題。それは、施設や人員不足からの影響も大きいのだろう。

そんな話題の保育士さん。、、、やっぱり、仕事をする条件があまりにも厳しすぎる環境が多いのではないだろう。
どうしてそんなことを口にできるのか、だって私が保育士だから。

子どものもり、子どもとあそぶだけというイメージがそもそもまちがっているし、日本という国は子どもを軽視していることもあるのだろうと考える。それ自体、日本が終わっていることを証明しているのだよね。

みなさんは知っているのだろうか。子どもを教育、保育する人が誰でもよくなっていくかもしれないという事実を。
資格を持っている人だって、頼りない人は確かにいるけど、、、、何の知識もなく、子育てをしましたという人に就学前まで預けるなんて私には信じがたいことだ。
だって、子育てしましたっていっても、その人だって子どもを保育園にあずけていたわけでしょう?世の中いろいろな人がいるから、子どもの性質だってちがうのに、対応できるのかなって率直に思います。でも、一般の人にこんなことをいったところで認識なんかしてもらえないと思いますので、一番わかりやすい言葉でいうと、、、ネグレクト(育児放棄)してた親や、自分は優秀だと思っているモンスター親があなたたちの子どもをお金のためにみてあげるというようなものかな。資格がなくても、しっかりと育てて下さる方もいますが、そうした人間が絶対にいないなんて言えないと思います。すてきな親御さんも世の中多いですが、保育園なくして育たなかっただろうと思われる子どもはたくさんいます。

 あとね、こんな話をみなさんは一度は耳にしたことがあると思います。狼少女について。彼女たちは狼に育てられました。そしてある日、人間に助けられました。それから彼女たちは人間の教育を受けさせられました。ですが、やはり対応できなかったのです。そして、彼女たちは力尽きてしまったのです。、、、この子達も保育園児くらいの年齢だったと思います。狼に育てられた彼女たちはやはり狼でした。人間になるには、それなりのことを経験していかなければならないのです。そのことを理解していなければ、私たちは人を育てられないのです。

もういっそのこと、子どもなんて育てなかったらいいのに。それなら大きな病院とかに収容したらいいのに。そこで教育を受けて、世界にとって優秀な人材を育てた方がいいのではないかということを考えた時期があります。しかし、それはまちがっていました。本当に恥ずかしいことです。
だから、子どもたちを愛してあげられる環境を、この国には作ってほしいと思います。

たくさんの保育士資格を持った方がやめていかれます。保育園は小さな社会だから、とても上下関係が厳しく、それぞれに保育感や、子どもがどうあるべきかという思想をもっています。会社理念よりも、個人の思いが強いので、言葉であってもなかなか通じ合えないのです。そのことから、職場では思いの違いからトラブルになることも多いです。正解がないということは大きいですよね。
また、クラスの先生同士がうまくいくか、いかないかということも大きな問題になってくると思います。昔の保育と現代の保育では考え方におおきな違いがあり、通じ合えない部分がとてもあるように考えます。

以前テレビで、保育士は不満をいいすぎだ。自分で選んだんだろう、、、、という声を耳にしました。どこの企業さんでも一緒だとは思いますが、残業代もつかない、莫大の量の書類や資料、絵画制作の用意、音楽の練習、保護者対応、各機関との連携、週休1日、代休取得が厳しく、有給は消えていくのがあたりまえ、、、この仕事を定時までに終わらせることができるでしょうか。そして、働いてから、上記のことをどこまでするのか教えられます。園によってピンキリですが、サービス精神が当たり前の世界です。そんなこと求人票に書いてないですよね。こんなことをまともに上司に言ったら、保育士なんて務まりません。そして、この仕事は夢をもって資格をとっている人が多いので、負けたくないという気持ちから必死にがんばります。バイト代のようなお金なのに、必死に頑張っています。世の中の人だってもちろん頑張っています。でも、私たちだって子どもたちを一人で何十人とみているんです。子どもたちにだって、いろんなことを経験してほしい、こころもからだも大きく育ってほしいと思っています。でも、このままだったら、きっと保育園は増えないと思います。保育士だって、集まらないと思います。

お金がないから働かなくてはいけない人、子育てが嫌だから働きに行く人、子どもを虐待させちゃう人、、、いろんな人が子どもを保育園にいれます。そうしたおうちの方の不満も私たちは受け止め、対応していかなければいけません。それが、子どもたちを守る手段でもあるのです。

かねてより、幼児教育の重大性は周知されていることなのに、この国ではまだまだ浸透されていません。大きくなれば、私たちは自分たちで歩いてきたように思いますが、たくさんの教育機関で経験したからこそ得たものだって多いと思います。

今、日本のトップに立っている、頑張ってくださっている方の中には小さいころから、充実した教育を受けてこられたのではないかと考えます。自分でのし上がっていく人もいますが、小さいころの環境というものは影響が大きいです。だから、せめてもの、標準レベルをみたす教育や集団生活を保障してあげてください。そして、その教育を受けられ、家庭がなりたっていけるようにおうちの方に仕事ができるようにしてあげてください。

きれいごとかもしれません。そう認識してもらってもいいです。でも、この現実をいろんな方に知ってもらうことが大事なんです!

日本死ね!

日本死ね!

今、話題の日本死ね!保育士として、思っていることを書かせていただきました。私個人の意見です。甘いかもしれません。でも、みなさんに知っていただきたい。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-03-20

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