5・2雑文

5・2雑文

 何事もなく過ぎ去ればいいのに、と思ったことはあるだろうか?人生は、きっと山や谷の連続で、休む暇もないと考えている。だが、私たちは、多くの場合自分自身によって振り回されているに過ぎない。
 例えば、ある日突然、まったく何の予兆もなく、愛する人から離婚を言い渡されたとしよう。人生において大きな危機といえるだろうか。これから、どうなるかわからない。専業主婦であれば仕事も、これから探さなければならない。そして、何よりも愛する人を失うことになる。これは全て、本来個体として生くべきところを、安易に人に頼った結果といえる。つまり、全て自己責任という言葉が否応なしにでてくるのである。そもそも、人は個人で自立して生きることを迫られているう時代なのだ。望むものが手に入らなかったといって、人のせいにしてはいけない。人生が目標を持った長い旅路であるとするならば、これだけは言っておく。「あなたの望むものは容易には手に入るものではない」ということだ。尚、大事なのは目指すべき方向性をできるだけはっきりとすることだ。何となく、Xになりたい。Xになってどういうことがしたいのか?何をすることによって喜びを得られるのか?できるだけはっきりと考えておく必要がある。目指すものが明確になればなるほど、ハードルは上がり、得た時に「あ、これはやっぱり違うな」ということは起こりにくい。結局は人類は何を求めて生きているのだろう。古代の聖者は警告する。人間の快楽が人に及ぼす影響を。人類は刹那的な欲求に振り回され、目標を見失っている場合がある。どうしても、生きるということは、原始的にならざるをえない。許されない猿は神の頂きを目指し、自己を変質させていく道を選んだ。意味不明な言葉の羅列に逃げる男の姿がある。しっかり考える体力を私は求める。
 続、文。警察官になりたい。警察官になるのは何故か?
1。過去。昔、警察官に助けられたから。個人的エピソード。
2。現在。今、職に困っていて、安定性のある公務員になりたいと思ったから。職業選択。
3。未来。社会をより良くしたいから。社会性。
一般的理由。組合せ可能。仕事についてからの教育。警察官の離職率。要調査。資料を調べる。文献にあたる。テーマを決める。調査開始。
 一つの空間にある、聖と邪。境界付近は実はきわめて曖昧である。イヤホンの功罪。音楽の独占的保持。クラシックの方が良いBGMたりうるか。言葉が入ると、思考が乱されるか?レモン王子とミルク姫。擬人化。物語の形成。レモンとミルクは一緒に入れると臭くなる。味は?試したことがない。臭いことの意味、他人にとって不快。ロミオとジュリエットの世界。世界にとってまずい結婚。神と龍。相対するもの。身近なところから始まる広範化。または縮小化。米と中の関係。対立しあっては利益が得られない。人権問題を譲れないアメリカ。しかし、他の場所では人権侵害を無視。主義の絶対的守護者ではない。柔軟なリアリスト(現実主義者)である一方、攻撃材料として使う。大幅な譲歩も求めるか。いや、求めない。共存共栄。支援の必要性。覇道を突き進むか。それとも、内部から腐っていくか。米俵の内部問題。人種は相いれるか。そこになくてはならぬ国家という存在。移民問題。人生とはもう少し、言葉で表すよりも複雑なのさ。
君の中の影を探せ。夢の中の現実を探せ。君は生きてもいいんだ。死んでもいいんだ。貧困はじわじわと迫ってくる。説明は不要。語らせろ。絶対に生きていくには必要なんだ。他者という存在が。自らの中に他者を作り出した。複雑な世界をもう一歩超えてはくれないか。父よ、あなたはどうして、そう苦しむのだ。かけがえのない未来は、どうしても役満を狙う必要性を感じる。是非にと、生きたもれ。何語だよ。心配する必要はない。人生とは苦しみは甘い蜜のようなものだ。同じ空間に生きて、理解するということだ。きっと、二人の未来は明るいぞ。私がいなくても強く生きていくだろう君を心から愛す。だが、私なしで生きていけない君という存在は認めがたい。これは啓示だ。かつて、人の世にありうるべき悲しみを全て背負ったものたちよ。人間に味方するものは何者か。支配者が人間にとって代わるだけではないのか。認めがたくあれよ。君は生きづらくあれよ。今の世を真に認めるべきは権力者だけで充分だ。白い翼の神は降誕す。
 予言者の特別な言葉の解釈におわれる日々。武士は刀を愛し、主君に忠実であるが、一体主君とは誰なのか。
候補。給料をもらう相手。最高の指揮者。位階の制度を知る時、碧い眼をした一人の少女が人々を高い場所へ導く。人の波に追われ、流される民を漂流民という。若さを知れ、少女よ。己の未熟さを知るがいい。クルサースパは悪を討ち滅ぼすべく、発った。始原の太陽が闇に助勢しようとも、お前は行くのか。楽々と越えていく、小人たちの群れが後に、屍となった姿で眼前にあらわれる。何故彼らは死なねばならなかったのか。生き急ぐ意味を知れ小人の子らよ。病んだ英雄。かつての英雄。鋼の吉次、怒りの権兵衛。皆が老いて病み。人の世に害をもたらすようになった話。英雄といえども、病には勝てぬのか。はたまた、彼らは病の果てに新たな生き様をみせてくれるのか。好奇心の成せる技なのです。私の文章の由縁は全て、他人への関心に基づいているのです。夜を見よ、全ての中にある神々しいまでの形を知るがいい。出先での熱情を示す、変てこな動物を数限りなく狩る、侵略者たちは王たちと計略を巡らして、形式的な藍色の文字を記す。量を測る悲嘆なる同性愛者は、絶対に引き下がらないだろう。許されない。あの男だけは許せない。ただ、彼は何が何でも、生きることを肯定した。桜色の君の頬を優しく撫でる。ただならぬ決意を真実の鎖とするべく私はあくまで、闘い続ける。美しい姫君は永遠の旅路を歩きながら独り言を呟くと、声に魅入られた悪魔が道外れの井戸からやってくる。波の飛沫を一身に受けて、なびく狐を飼い馴らし、暴飲暴食を繰り返す餓鬼がいた。腹はでっぱり、上半身はやせ細って飢餓の状態の写し身のごとき体をしていたのだが、やがて死んだ。遺されたキツネには、さらにペットがいた。蟻だ。ただの蟻ではない。魔術を使う黄金色の蟻だった。人の言葉を理解し、正義のなんたるかを知っていた。狐に蟻は恋した。蟻とキリギリスの戦争についに終止符がうたれる。心強い味方が蟻にはできたのだ。嗚呼、有限の刀を捨て去り、無限の刀を手に入れた侍がいた。武士と侍の違いは何か。冷静な態度で語と語の連なりの相性を探る。センス。感覚を大事にしたい。

5・2雑文

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物語作家七夕ハル。 略歴:地獄一丁目小学校卒業。爆裂男塾中学校卒業。シーザー高校卒業。アルハンブラ大学卒業。 受賞歴:第1億2千万回虻ちゃん文学賞準入選。第1回バルタザール物語賞大賞。 初代新世界文章協会会長。 世界を哲学する。私の世界はどれほど傷つこうとも、大樹となるだろう。ユグドラシルに似ている。黄昏に全て燃え尽くされようとも、私は進み続ける。かつての物語作家のように。私の考えは、やがて闇に至る。それでも、光は天から降ってくるだろう。 twitter:tanabataharu4 ホームページ「物語作家七夕ハル 救いの物語」 URL:http://tanabataharu.net/wp/

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-03-11

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