ほんの小さな波の音

歌人・工藤吉生(くどうよしお)

カップ麺を持ち運ぶとき手の中にほんの小さな波の音する


思い出すために振ってるサイコロの1の目、そんな国もあったね


だぶだぶのシャツは干されて一年中きみだけずっと休んでてよし


一滴がひらたい石の床に落ちそれが聞こえるくらいに孤独


公園の池の中にも苦しみが映って雨粒など受け止める

ほんの小さな波の音

ほんの小さな波の音

選りすぐり短歌作品

  • 韻文詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-03-05

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