夏の日

誰もいない夏の日



走ってみようか



そして知らないどこかへ行ってみようか



それでも全く変わらない



流れゆく景色



ひどく眩しい太陽



後ろを振り返っても誰もいない



何年か前のこの日を思い出してみる



誰かがいた



いてくれた



みんな変わっていった



僕だけ変わらなかった



この眩しい太陽も



そんな夏の日

夏の日

夏の日

夏のことを書きたくなったので。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-03-04

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted