今日も明日も明後日も
はじめまして、渚帆と申します。
現在、甘酸っぱい青春をしておりません。
はやく春がきてほしいですww
そんな私のこれぞ青春!!な物語をぜひ!
青春の1ページ目
華のJKを想像していた私の心は雨――
今日も雨 明日も雨 明後日もきっと――
私立夢ノ花学園、偏差値75の難関校。
私、東雲美音はこの学園に春から通っている。
中学3年間をぶっ潰しで勉強し、見事合格した。
そして、リア充になってみせる!と心で誓った。
「みおぉーん!!待ってよぉぉ!」
お昼休みの食堂前の廊下を、大声を出しながら走ってきた彼女は、私の親友「村上リンカ」。
「リンカどうしたの?」
「どうしたの?じゃないよ!一緒に食堂行こうって約束してたじゃん!」
リンカとは、おなじ1-4のクラスで帰る道も一緒。勉強も教え合う、よき親友。
「美音は忘れんぼさんなんだからっ!」
といいほっぺたをぷくーとわざとらしく膨らませた。
「ごめんごめん。さっ早く食べよう!」
「食べよーう!!」
リンカといると笑顔がたえない。すごく楽しい毎日をおくっていた。最後の青春の1ページだった。私の心は快晴の模様です。
今日も明日も明後日も
甘酸っぱい青春の1ページ。
こんな恋をしてみたいものです。