大粒の涙
s
☆。.:*・゜
たとえ結ばれなかったとしても
あなたを愛した事に後悔はないです
ページはここで止まっていた
エピソード1
「今日からお世話に
なります峰山です」
「よろしく、峰山ちゃん」
これが私と彼の出会い。
家から10分の距離だし
時給いいしこんな理由で
決めたバイト先
バイト先の上司
ただそれだけだった
私は忘れられない恋をする
エピソード2
おはようございますから
おはように変わったのはいつだろ
優しくて、だけど表情を変えない
大人な彼に私が惹かれるのは早かった
休憩中の事務所~〜
「よし君最近どーなの??」
パートのおばさんと
よしきさんの会話が聞こえてくる
「えー、普通ですよ!
最近会ってないですし笑」
「そんなんじゃ彼女寂しいぞー?」
ふーん、彼女、いたんだ。
たいして好きじゃなかったと
勝手に気になっただけだと
忘れることにした
そんな時バイトの男の子に
告白された。
「いいよ」
別に嫌いじゃないし
あたしはいつも適当だ
なんとなくオッケー
してみることにしたのだ
大粒の涙