math (未完)

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放課後になると、わたしはいつも彼のところに行く。
数学の教科書とノートを持って、彼の隣に行っていた。
「今日も来たのか、数学好きなんだん」
「いいえ」
わたしが好きなのは数学ではない。毎日、質問があると言っては彼の隣に座り、彼の横顔を見つめる。
彼の横顔はいつもなぜか寂しそうだ。
その理由はわたしにはわからない。いつも生徒に慕われている先生なのに、なぜ悲しい横顔をしているのかわからない。
「・・・・・・」
「どうしたの?」
「先生は・・・・・・」

math (未完)

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  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-05-06

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