雪見列車



暖房の効いた電車のなか



正面で眠る君





窓の外は白銀の世界




流れる景観




流れる時間







目を醒ます君



ぱちぱちと



数回ほど瞬きをして



あたりを見渡す




正面の僕と目が合う




僕は薄く



君は少し恥ずかしそうに




わらった

雪見列車

友達と旅行に行きました。

雪見列車

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-02-18

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