R.I.P

彩子

想いを重ね与えるだけの愛で 君の目にボクは映らないね
こんなにも苦しく恋しくて 君想って眠れぬ夜も知らない

一方通行ひたむきな感情 現実は虚しく言葉を飲む込む
きっと想いを口にしても君の耳には届かないと分かっている

だから一つだけ願うワガママ 君の君のその優しい笑顔が
煌めく存在そのものがずっと 幸せで自由にいられるように
遠くで見守ることも優しさだと ボクなりの愛の表現を君に

重く引きずるこの想いは罪なのか 君を知ってしまった日から
無数の温もりが生まれて形に成る 決して届かなくても止まない

一途が美しいと誰が決めたんだ 本当はすぐにでも君に触れたいよ
出来ない臆病者のボクと不条理な世の中を憎んでも仕方ないだろう?

今どこで君が何をしていようとも ただ流れる涙はボクの身勝手さ
最初から気付いていた一つの事実 君とボクは結ばれることはない
目を背けても直面する度に忘れて 想うことに後悔はしたくないんだ

焼け付く痛みも引き裂かれる体も 全部全部捧げると誓うよ
恋に焦がれて死ぬのなら君を愛してこの世を去るのならば…

その笑顔は何にも代えられない あの日君を知ってしまってから
恋に恋して想いが重くて愛して哀… もう逝かなきゃいけないんだ

何一つ伝えずに人知れず終わっていく ここに一つの欠片だけを遺して
ボクだけの秘密は君へのこの想いだけ 全てが埋め尽くされるような日に
笑顔で輝く君へサヨナラを告げよう ボクの片想いだけ最期まで胸の中…

R.I.P

R.I.P

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • ホラー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-01-18

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