心に咲く4

第四章「これからを」

私が驚いたまま固まっていると、倉持先生と一緒に応接室にいた校長先生が話しだした。
話によると倉持先生は、高校の教師をやれる資格をとった。
しかしこれまでは中学校の先生。いきなり教師として働くのは・・・ということになり、
美術の臨時講師ということで、この高校に来た・・・ということらしい。

ソファに座らされ、一応聞く姿勢はとってみるものの、実際話は半分しか聞けていなかった。
(倉持先生が・・・倉持先生がいる・・・夢かな?)
そしてもう半分といえば、自分の世界に入っていた。

「と、いうことで桜木さん。・・・さっきから何も反応がありませんが、聞いていますか?」
「・・・・・・はい・・・・・・。」
「ならいいのです。話を続けます。と、いうことなので、倉持先生から直々の要望で、あなたが先生に
この学校についての紹介、説明をお願いします。学校内の施設、授業の行い方、実習について。授業中の私語は
許されるものではありませんが、先生への説明のみ、許可します。先生が一日でも早く、この学校に慣れるよう、
お願いしますよ。」

・・・・・・・?
一気に喋られて、少しの間混乱した。
だが必死に考えて、最小限にまでまとめてみると・・・・・・・・・・。


先生と、学校にいる間はずっと一緒に行動しろってこと?


「・・・・ぇえ!?」

小さくだったが、これまで一言も話さず話を聞いていた私が声を出したことに、
校長先生は驚いたようだった。しかし、その驚きを隠すかのように咳払いをひとつし、
「よろしくお願いしますよ。」
そう言って、私に始業式のために体育館へ行くように、と言った。


人が誰もいないのをいいことに、小さく小さくスキップをしていった。

心に咲く4

そんなに早くなかったですね(汗)

心に咲く4

今気づきました。 私は章ごとで本文が短いということに。

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更新日
登録日
2012-04-29

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