赤目のサムライ

1話から
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第二話 みかさのお願い

第二話 みかさのお願い
と、剣志(けんし)が
落ち着いていると
背後から
「お前
赤目のサムライか?」
と、賢(けん)が
剣志に剣を向けながら
聞く。
「おいおい
せっかく犯罪者を
捕まえた男に
剣なんか
向けんなよな。」
と、剣志が
答えると
「お前も
犯罪者だろ?
闇具を持ってんだから。
それより
なんで
前髪が戻っているんだ?」
そう、剣志の前髪は
闇具の力を
解放した時
黒いオーラで
焼かれたのだ。
「オレの妖刀は
剣を閉まったら
剣を抜く前に
体全てが
戻るだ。
まぁ
剣を戻したら
24時間は
剣を抜けないけどな。」
そう、剣志が
言うと
「なら
今は
力を使えないんだな。」
と、賢が
言う。
「オレに
構ってるヒマが
あんなら
そこで
気を失っている男を
連行しろよ。」
と、剣志が
言うと
賢が
「お前と
一緒にな。」
と、答える。
「さいですか。」
そう剣志が
言うと
剣志の周り
煙が包む
「っんじゃぁ
またなー。」
そう言って
剣志は
去っていく。
それを
見ていた
みかさは
「賢さん
赤目のサムライって
なんですか?」
と、聞くと
賢が
「三年前の
ゴミ人間の反撃事件は
知っているな?」
と、聞く。
「はい
ゴミ人間が
壁の向こうの
こっち側に
反撃を
仕掛けて来て
それを
政府が
止めるために
戦ったって言う
大戦争ですよね。」
と、答える。
それを聞いて
賢が
「あぁ
その大戦争を
たった一人で
止めたのが
赤目のサムライだ。」
それを聞いた
みかさが
驚いた顔で
「じゃぁ
その男が
あの男なんですか?」
と、聞く。
それに
「おそらくな」
と、答える賢。
すると
みかさが
「賢さん
私達を
武装警察
光に
入れてください!!」
と、頼む
それを聞いた
たくまが
「私達って
オレもか?」
と、聞く。
それを
無視して
「君達みたいな
子供を
入れられるわけ
ないだろ。」
と、賢が
答える。
それを聞き
たくまが
「だよねー
良かったー」
と、答える。
だが
みかさは
納得いかないような
顔で
「私達を
子供扱いしないで
ください!!」
と、怒鳴る。
それを聞き
賢が
「なんで
そんなに
光に入りたいんだ?」
と、聞くと
みかさが
真剣な目で
「ある
闇具を
破壊するためです!!」
と、答える。
それを聞いて
賢が
「わかった
試験だけは
受けさしてやる。」
と、言うと
みかさが
「ありがとうございます。」
と、言う。
それを
聞いた
たくまが
「え?
オレも?」
と、困った顔で
言う。

その頃
逃げ出した
剣志は
「サンキューな
助けてくれて」
と、隣にいる
女性に言うと
女性が
「別に
ただ通りかかった
だけよ」
と、答える。
すると
笑顔で
剣志が
「いやーぁ
あずさが
見えたから
助けてくれると
思ったよー」
と、調子良さげに
言うと
呆れた顔で
あずさが
「光の人間が
いる前で
武器を解放するなんて
バカじゃないの?」
と、言うと
剣志が
申し訳無さそうに
「いやーぁ
どっかやった気で
いたんだけどなー」
と、言うと
あずさが
「そんな事より
助けたお礼に
付き合ってもらうわよ」
と、言う。
それを聞いて
剣志が
「どこに?」
と、聞くと
あずさが
「最近
ゴミ人間が
出るって
噂されてる
場所よ。」
と、答えると
剣志が
真剣な目で
あずさを
見る。

赤目のサムライ

次も
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赤目のサムライ

この国では 闇具(やみぐ) という能力を持った 武器が 人々の手に渡っている。 ある日 高校生の たくまとみかさは 闇具を持つ 赤目のサムライ 剣志(けんし) に出会う。

  • 小説
  • 掌編
  • アクション
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-01-09

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