二人の世界へ

過去を振り返るな今を見つめるただそれだけでいい
君と出会ったことだけを覚えていればいい
これから君と
これからも君と一緒に過ごすために
君は、つぶやく
「 本当に、これからも一緒に過ごせるの」かと
そんなの知らない
考えない
考えたくない
考えるだけで心が痛くなる
だから僕らに区切りは、いらない
春がきても、夏がきても、秋がきても、冬がきても
いつも無限に続く直線のように
進むことだけを考え生きよう
まだ知ることのない
二人の世界へ

二人の世界へ

二人の世界へ

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2016-01-02

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