焦るな焦るな

焦るな焦るな。
と、自分に言い聞かせる。
そんな時は決まって、焦っているとき。
だけど、気が付いた。
焦ってやるときよりも、
自然に任せたときの方がするするとうまくいくときが多い。ような気がするよ。
速くしなければ為せないようなことは、
実力が足りないだけかな。
その速さを超越するほどの実力を持てれば、
他の所でも、花は開く。と。

例えば、黄色信号を焦って渡ろうとすると、
渡れたとしても、危ないですし、ゼエゼエとする。
渡れなかったとしたら、悔しい気持ちがする。
だけど、はじめから黄色信号を渡らなければ、
1分は待つけれども、待つ間に色々考え事でも、景色を観察でも、なんでもできる。
それから、安全。

1分くらいの時間を得たかわりに、危険とセカセカ、焦り焦りとした気持ちになってしまうのか。
1分はそもそもかかるものと心得て、安全にゆったりどーんと余裕を持った気持ちになるのか。
塵も積もれば山となる。とも言います。
小さなセカセカした気持ちも、小さなゆったりした気持ちも、
積み重なって、日々の生活となり、人生となっていくのですから。
私は、余裕をとりたいです。

そのためには、たとえば、1分をあらそうような時間ぎりぎりをなくしてみるような、
焦らなければいけない状況を作らないようにする。
そういうのも超越できる実力かなぁ、と思います。

さて、私も、焦らずに、部屋の大掃除をしましょう。
あと3日くらいできれいになりそうですよ。
明日はお正月ですけれどもね。

焦るな焦るな

焦るな焦るな

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2015-12-31

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